テラーノベル
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鴉が鳴いたから(?×pn)
ーattentionー
・いつも通りでよろしく
・『逢魔時の帰り方/しとおvo.狐子』様をちょい変えたやつです(曲パロじゃないけど曲パロ)
いてら〜
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ザクッ、ザクッ
「ありゃ、君…こんな時間に神社に居るって…迷子?」
「…」スタスタ
「えぇ〜、怖がってくれてもいいじゃーん…」
「…」スタスタ
「え、聞こえてない?そんなわけないよね…?」
「…」スタスタ
「えっ無視?そんなに無視されると悲しいんだけどぉ…?」
「…」スタスタ
「あっ、ねぇ!そっちはだめ…あ、もしかして知らない…?」
「…」ピクッ
「そっかぁ、なら教えてあげるから…その、1回止まって?」
「…」スタスタ
「あっ、ねぇ!それ以上行くと帰せなくなる!止まって!」
「…」
「良かったぁ…そのさ、君…なんでここにいるの?」
「ここ…良くない噂があるじゃん?ほら、神隠しの噂とかあるし」
「…知ってる」
「ならどうして…!」
「消えたいから来たの、それだけ」
「…なら」
「…?」
「ならおれと同じになろ?そしたら消えたく無くなるでしょ、きっと」
「同じ…?」
『逢魔が時、碧鬼神社に参拝をすると鬼に目をつけられ、参拝者までもが鬼と化してしまう』
「…きっと君もこの噂に惹き付けられて来たんでしょ?」
「ねぇ、ほらおいで…?」ニヤァッ
「………ぁッ」
「あはは、ほぉら、いざこうなると恐いだろ?早く帰…」
「やっと死ねるんだぁッ…!」
「ぁえ…?」ポカーン
「あっ、ほら、俺怖いよ?角あるし、牙…は八重歯ぐらいだけど…」
「〜♪」
「あ、ちょっと待って!そっちはだめだってば!!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「…ここは?」
「はぁ”〜…」
「ここは彼岸と此岸の境目。ここに長く居すぎると鬼になっちゃうんだ」
「鬼に…」
「はぁ〜…だからあれほど止めたのにぃ…」
「わぁ…あの噂ってほんとだったんだぁ…!!」
「おいぃ…危機感何処やったんだよぉ…!!」
「えっへへ///」
「褒めてねぇよ!!!w」
「アハハハッ↑w」
「苦しぃ…w」
「自業自得だな…」
「…あ、君名前は?」
pn「ぺいんと。貴方は?」
「俺?俺は…分かんない。」
pn「分かんない…?」
「一応祀られてるカミサマだけど…もう誰もそんなの憶えてない」
「カミサマなんて忘れられたらオシマイ。」
「だから俺は”青鬼”…その異名と少しの力しか残ってない」
pn「…らっだぁ」
「ら…?」
pn「お前の名前。無いならつければいいじゃん」
rd「らっだぁ…気に入った、ヨロシク、ぺいんと。」
pn「よろしく、らっだぁ。」
rd「はぁ…君、何がしたいわけ?こんなとこ、面白みすらないだろ?」
pn「面白いよ?」
rd「…はい?」
pn「何も無くても…らっだぁがいるじゃん」
pn「俺はそれだけで楽しいよ?地獄でもどこでも…らっだぁがいれば。」
rd「ははっ、なにそれおもしろ〜!w」
rd「…でももう時間。ほら、あっちに鳥居があるでしょ?」
rd「あそこに入れば…一応戻れるよ」
rd「今の俺の力じゃ…”ぺいんと”として戻せるかわかんないけど…、」
rd「ほら、行きな。時間はないよ」
pn「…やだ」
rd「…なぁに言ってんの、ほら行きな」
pn「やだ。…ねぇ、同じに…鬼にしてくれるんでしょ?」
pn「一緒に堕ちていこうよ、らっだぁ」
rd「…」
カァーッ
カァーッ
pn「ッえ…?」
もう家にお帰り、
鴉が鳴いたから。
コメント
1件
ひえぇ…最近ネタがねぇんじゃあ…(訳:なんかリクくれ)