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大嫌い、とういうか、苦手な男の子がいる。
平田くん。
背が高めで、空手をやってる。
勉強は結構できる、学級委員長を務めている。
それだけ、ならマシだったのに。
癇癪、っていうの?
それがすごい耳障り。
友達が、平田くんにきいたのを知ってなおさら。
「お前さ、それってなんなの?」
「あーこれ?わざと。みんなうるさいから」
「へえ…」
だったら、辞めて欲しかった。
でも自分はそれを彼に伝えていなかった。
学級委員会があった。
クラスで目標を立てるのが目当て。
まぁ、このクラスはなかなかうるさくて。
自分も頭が痛い…そんな気がした。
それでしばらく、注意しつつ進めたんだけど、
ついにこぼれた。
席について、5分位ダウンした。
その間も、代わりの委員会が進めた。
席について6分弱、急に立った音がした。
自分はようく見ていなかった、見なかったけど、
強い、柔らかい音がして、ゴミ箱を蹴ったのと考えた。その後、廊下との仕切り壁を殴って、「もういやだぁ”」って言って、廊下へ出た。
みんな、「ぇ、」「はぁ?」って言ってた。
でも直ぐに小さな笑いがうまれて、再開した。
その瞬間、「バカ、」割と大きめに呟いたのは自分だった。日頃からの募りだった。
「募りを吐く、内容カラカラの愚痴を、暴言を吐く」そんな妄想がすぐ現れた。
実際に出来たらどれだけ嬉しいことか。
でもまぁ、きっとそれじゃ済まないよね。
成績は平田くんより悪いから、怒られるのは自分。僕の言い分ならだぁれも聞かないだろう。
でも、もし、もしかしたら、友達は……。
これは余談だけど…。
来週、写真撮影があるんだって。
何を持って行こうかな、。
ちゃんと口角は上がるかな。
心は笑ってるのに、顔に出せない、出さないようにしてるのかもしれない、。
ガチで楽しい時は口角吊り吊りなのに。
オシャレな服もないから、まぁ…うん。
いつも通りの僕をさらけだす。