コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
Wデートの帰り道…目の前にいるkrとsmを見て『あーお似合いだよなぁ』と心の中で呟く。羨ましそうに見つめていると、振り返るkrとsm。
俺は顔を傾けて「なに?」と言うと2人して指で俺を指してくる。全く理解できなくて2人に言葉を発しようとした瞬間…
sh「え?」
naが俺の手をしっかりと握っていた。俺は驚きのあまりnaを見つめる。
na「羨ましいなーって思ってたでしょ?」
sh「…まぁ。」
na「だろうなぁと思って手繋いだの。俺shの事ならすーぐわかっちゃうからなぁ。」
sh「なんだよ、それ。」
na「照れんなって。ほら、目の前の奴らにもっと自慢しに行こっ!」
そう言うとnaは俺と手を繋いだまま走り出す。
sh「あ!おい、引っ張んなって!」
na「見ろ!お前ら、羨ましいだろう!」
kr「はぁー??そんなぐらい俺達だって…」
sm「しないからな。」
躊躇いもなく拒否るsmに寂しそうに肩を落とすkr。naが嬉しそうにkrの肩をバンバン叩いてる。
na「大丈夫だって。あいつツンデレだから家に帰ればどうせ手繋いでくるって。」
kr「そうだよな。よし、smそうと決まれば早く家に帰るぞー!」
sm「もう、お前なんなの?やめてくんない?」
そんな2人の姿を見つめているとnaが更に強く手を握ってくる。
na「なぁ、sk。いつでも言ってよ。俺すぐにこうして繋いであげるからさ。」
sh「恥ずかしくないの?」
na「ある訳ないじゃん!それよりも恋人が寂しそうにしてる方が嫌だし。」
sh「じゃ、これから頼むわ。」
na「任せとけ!」
楽しくなって手を勢いよく振りながら歩く。周りに見られようが、何を言われようがnaはきっと気にしないだろう。でも、そんなnaだからこそ俺は好きになったんだと思う。
家に帰ったら久々に甘えてみようかななんて柄にもない事を考えニヤける口元をもう片方の手で隠し俺たちは家路を急いで歩いていく。
終わり