自分は昔から可笑しい兄から育てられた
知識で満たしたいと思うと文字通り何でもする
殺人だってやすやす出来るだろう、
そんな中で育てられた
自分は兄から愛という愛は貰ったことないと思っている
だから、好きでもない人と付き合ってそれで愛を知ろうする、なのに愛もわからないやつが愛し方なの分かるはずがなく
愛せないでいた
でも、唯一愛せた人がいた
その人は人妻で使えている入道家の奥様だった
その人はとても素敵な方で愛を知らなかった俺でも、惚れてしまった
だけれども、その人は人妻しかも使えている家の奥様だそんなの叶うわけが無い
だから死ぬまで、その人の幸せを願い続けた
入道様が生まれて数日後にその人は死ぬとは知らずに
ショックを受けた
だって愛していた人が居なくなった
愛も知らなかった奴が唯一愛せたやつが居なくなったのだ、だけどその分入道様を愛そうと思った
なのに、自分は何処で踏み外したんだ?
自分はまさかのヘタレですぐ泣き、人の為なら問題事は抱えてお人好しな入道様の担任….つまり、安倍晴明に恋をしてしまった
信じられなかったいや、信じたくなかった
だけど、前に少しあった時に目を奪われてしまった
その目にはとても、光がある
兄と同じ目の色だけど、少し違うような感じもした
今思うと相当惚れていたんだと思う
だけど自分は百目鬼つまり、鬼族
相手は人間生きている時間が違う
諦めようとした
諦めきれなかったのだ
晴明『あっ、たかはしさん?』
暗『何で疑問何ですか』
晴明『いや、たかはし先生が居るんでなんてお呼びすれば良いのかな?と思っただけですよ』
暗『そしたら、暗で良いですよ』
晴明『じゃ、暗さんですね!』
諦めるには貴方が魅力的過ぎて諦めきれなかった
晴明『じゃ、僕はこれで!』
暗『ま、待ってください!』
まっ、良いですよ…だって---
晴明『ど、どうしました?』
暗『これ、自分のメールアドレスです用事があればここに』
晴明『あ、ありがとうございます』
これから徹的にアッタクしますから
[完]
コメント
7件
みかちゃんの暗晴凄く好きです!!メアドを渡す暗さんめっちゃ良いですね!!!
暗晴最高ですねはい。神様でふ