テラーノベル
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コメント
10件
わあああああ見るの遅れた!!! 闇落ち菊ちゃん好こ!!!
え!?今までこれを見てなかった自分が憎いですッ!なんっですかっ!?この!神はぁ!てことで初コメ失礼します!闇落ちっていいですね!フェリちゃん幸せにしてやってくださいねー!うんうん…これはもうこの世の神ですね!
腐な菊ちゃんも良いけど、闇堕ち感のある菊ちゃんもいいな〜 闇堕ち感ある菊ちゃんでもちゃんと優しいとこ変わってなくてすきだなぁ すごい好みの作品でした!ありがとうございます!
~余談~
またまた新しいノベル(練習用)を作りました。
どうしてでもノベルが上手くなりたいと思ってます。
チャットノベルの方も準々に出来ているので近頃出せるように精一杯努力します。
※真似、通報はお止めください
生きるなんて退屈に過ぎない
そうやって考えていた。
何処へ行っても虐められ…罵られる…。
そんな毎日から我慢の限界が尽きました。
だから、私は学校が大嫌いでした。
「はぁ…..」
しかし、私は親が離婚関係私情で何方とも出て行ってしまってるので
実際には一人….。
どうせ今日も虐められるのだろうと息苦しく感じる
そうして、支度を終え外に出た
ガラッと教室の扉を開けた瞬間
上から水が覆い被さった。
コソコソとクラスメイトの笑い声が聞こえる
(また、着替えないと….)
と、思い、菊は教室を後にし更衣室へと向かう。
バタンッと更衣室の扉を閉める。
「どうせ….私が死んでも誰も悲しくならないじゃないですか….」
自虐をしながら制服に着替える。
菊の心は真っ黒く、漆黒に濁っていた。
瞳も、ハイライトの無い目…。
そうしているうちに着替えが終える
「よし….行きますか….」
独り言を呟き更衣室を出た。
教室へと帰っている途中…
誰かの声が聞こえた。
やめて、何でもするから…とか言う声…。
菊は興味は無かったが見に行った。
ちらりと覗き見をする____
そこに映っていた光景は
「どうせ、お前が居たって学校は変わんねぇよ!!」
と、罵倒の言葉が次々に。
そこに何も言い返せない….いや、言い返すことの出来ない人が居た。
多分、生徒会の一味だろう。
菊はこの場を去ろうとしてみようと思ったが
この状況を放って置けなかった…。
ゴンッと金属の音が鳴る。
どうやら、私は虐めている生徒の腹を鉄バットで殴った様だった。
生徒会の人も唖然と私を見ている。
「あ、あ、?!何だよ!お前!!」
と捨て台詞を言い、そいつは去って行った。
菊はいつの間に自分は出たのだろうと我に返る。
そうした瞬間後ろから
「君….!」
「…..?」
後ろから元気そうな声がしたので振り返ると
「ありがとう….!!」
ギュッと手を握られる。
まるで、その目は誰かに救済された様な目だった。
私も何もしたのか分からず困惑している。
でも、彼は話をやめずに聞いた。
「俺、フェリシアーノ!君の名前は?」
「………本田菊….です」
本当は答えるつもり何てこれっぽっちも無かった….
けど、私は答えた。
何故かどうしても分からない….
自分が自分じゃなくなっているみたいだ。
「菊って呼んでいいかな?」
「……良いですよ」
「….!やった!」
「菊は俺の命の恩人だよ!」
「だから、俺に出来る事があれば言ってね!」
出来る事…..。
私の出来る事は…..何もない。
光も希望も持ってない人に何故そんなことを問うのか。
でも、自分は咄嗟に声に出てしまった。
「幸せになりたい…..」
と….そんなこと思っても無い。
実際には死にたかった。
誰も居ない世界で。
誰にも邪魔されず、死にたかった。
だけど、私は素直になれない…..。
すると、フェリシアーノが
「良いよ」
「え….?」
「俺が菊を幸せにしてあげるよ…!」
想定外の言葉。
てっきり見捨てられるのかと思った….。
でも、そのフェリシアーノの瞳は、眩しいぐらいに輝いていた。
光を持ち、希望も持っている。私とは真逆な存在なのに….。
「….お願いします」
礼をして、今日はその話を終えた。
他の人にどう思われたって構わない….。
だって、私は…..