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守られすぎ注意報
診療所の話から数日後。
拠点。
キルアの様子が――おかしい。
明らかに。
ノート広げてる。
「……高吸収率食材……」
「……間食タイミング……」
「……睡眠と代謝の関係……」
ゴン、覗く。
「キルア……なにそれ……」
「研究?」
キルア、即答。
「×××のため」
真顔。
ゴン「すご……」
クラピカ「……愛だな」
⸻
朝。
×××が起きると。
机の上。
・消化にいいスープ
・柔らかいパン
・果物
・温かいお茶
×××、固まる。
「……え……」
キルア「起きた?」
「まずこれ飲め」
自然すぎる。
×××「……え……うん……」
言われるまま飲む。
おいしい。
あったかい。
胸まであったかい。
⸻
移動中。
キルア、常に横。
半歩前。
ガードポジション。
×××「……キルア……」
「……近い……」
キルア「危ないだろ」
即。
レオリオ「SPかよ」
⸻
任務前。
キルア。
「水飲んだ?」
「間食食べた?」
「眠れた?」
三連チェック。
×××「……はい……」
素直。
かわいい。
キルア満足。
⸻
夜。
宿。
×××、布団の中で考える。
(……幸せ……)
(……でも……)
(……大事にされすぎて……)
(……こわい……)
廊下で足音。
キルアが来る。
「……起きてる?」
「……うん……」
隣に座る。
キルア、気づく。
「……なんか……元気ない」
×××、迷ってから。
「……あのね……」
「……こんなに……」
「……大切にされるの……」
「……慣れてなくて……」
「……いつか……」
「……なくなったら……」
「……怖い……」
キルア、黙る。
そして。
そっと、×××の額に額をつける。
「……なくならねーよ」
低くて優しい声。
「……俺は」
「途中でやめるタイプじゃない」
×××、涙ぐむ。
「……信じて……いい……?」
キルア、即。
「もちろん」
手を握る。
「……一生かけて証明する」
×××「……重い……」
でも笑う。
「……好き……」
キルア「俺も」
⸻
翌日。
ゴン談。
「ねえ……」
「2人……もう夫婦みたいだよね」
全員「それな」
to be continued…
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