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「__、!!」
「_…、っ?」
うるさなぁ
もう少し寝させてよ
「ん、…?」
「ぁ!」
「橙くん、!目覚ましたよ!」
「ほんま、!」
だれ…?
ぁ、
なんかあたたかい
「もしも~し、」
「君、聞こえたら手握って」
「ぅ..、」
聞こえる、けど
手に力が入らないッ
「お~い…」
「連れて帰るん?」
「じゃないとヤバそうじゃん?」
「ほんなら俺がおぶるな、」
「ありがとう橙くん、」
僕、どこかに
連れて行かれる?
でも
この人達ならいいのかな
悪い人ではなさそう、
「橙くんいい、?」
「おう、!」
「じゃ、馬車出してや~!」
ぁ、
また眠くなってきた…
寝ても、いっか。
「ん…、」
「あれ、」
僕、どうしたんだっけ
山の中歩いて…、
寒くて寝ちゃったんだっけ
それで…
誰かに、?
ガチャッ
「ぁ、…」
「あぁ!!」
「起きてるじゃん!」
「ぇ、あ、ごめんなさい…?」
「良かった~…」
「あの、えっと…」
「僕はどうしてここに、、?」
「初めから話すよ、」
…
「それで…」
「その助けてくれた方が」
「貴方と、
橙さんと言う方ですか…」
「そ~いうこと」
「ほんとに、
ありがとうございます」
「いやいや!」
「当たり前のことだよ!」
「…ところで、
君ってさ、もしかして」
「柑王国の
黃王子では
ありませんか、?」
「へ、」
「なぜそのような方が
あの山道を
歩いていたのです?」
「その、ッ」
「家来を連れないと
危険ですよ」
「、はい」
「…さて、」
「なにか事情が
あるようですね」
がしっ(腕
「全て
話してもらいましょうか」
ひぇっ
この人凄い圧…
…
「なるほど…」
あ~ぁ、
きっとこの人も
離れちゃうんだろうな
「それは酷いですね、」
「え、?」
「?、何かおかしなことを
言いましたか?」
「信じてくれるんですか?」
「黃王子のことですから!」
「まだ会ってから
1日も経ってないよ?」
「そうですね」
「でも黃王子のことは
心做しか信頼できます。」
「そ、っか」
「きっとお人柄が
良いのでしょう」
「そうかなッ」
「えぇ、」
ちょっと恥ずかしい、
けど、
あたたかい
今までとは違う
あたたかさ。
「ふふ、っ」
「初めて笑いましたね」
「はっ、」
「ずっと暗い顔を
なさってたので、」
「すみません…」
「辛い時は
吐き出してくださいね」
「話を聞いてもらうだけでも
大分違うので、」
「、!はい!」
…
「1度退室しますね」
「はい、!」
はぁあ…
なんか、うん。
すごくいい人なんだな…
落ち着く感じ。
紫さん、て言ったっけ
コンコン
「、?」
忘れ物かな、
「はい、!」
「しつれ~しま~す」
「ぇっと、?」
「俺はな、橙!」
「橙って呼んでな!」
「よろしく!」
「よよろしくお願いします…?」
おぉ、
すごい勢いだ。
これがさっき聞いた
橙さんっていう人か。
「紫ーくんから
起きたって聞いたけど」
「体調はどうなん?」
「お陰様で
とても良いです!」
「ありがとうございます。」
「いえいえ~」
ガチャッ
「あ、」
「あ〜!」
「橙くん入っちゃダメって
言ったじゃん!」
「ごめんて、」
「気になってつい…」
「はぁ…」
「黃王子は
ゆっくり休んでくださいね」
「はい…、?」
「はいはい!」
「橙くんまだ
仕事終わってないでしょ」
「行ってらっしゃい」
「ちぇ〜」
ガチャッ
「黃王子に話があって
参りましたのですが、」
「、?」