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てえてえ
リアルで水吹いちゃった…!尊すぎる!!
sxxn様 二次創作
桃×紫
微 赤×水
自衛お願いします
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💜 side
「…で、俺の家にきたと」
俺の目の前に座りながらなつが言う。
「だってあいつがわるいだろ…!」
「今の話を聞く限りまじでしょうもないんだけど」
せっかくこのイライラを解消するべくこいつの家に来たっていうのに。
すちの家行けばよかった。
「お互い忙しくてやっと予定が揃ったってのにあいつ俺の隣でホラゲ始めたんだぞ?」
「確かに俺がお前の立場だったららんのこと殴ってるな…」
「だろ?」
ホラゲ嫌いにはきつい。というか彼女をおいてホラゲすんな。
「いやでもしょうもな…かわいいけんかでちゅね〜」
「刺すぞ??」
だって、となつが続ける
「お前の話聞く限り、予定がないから一緒に遊びたいんじゃなくてホラゲされるのがやだってこと?」
「…そういう訳でもない、かも」
言葉が濁った。というかなんか認めたくないっていうか…。
「はーーーー、」
隣でながすぎるため息をつかれる。
「もうちょっと素直になれよな…」
「お前にはいわれたくねぇよ」
「いや俺はお宅のらんさんとこさめがいちゃこらしてたら問い詰めて一日中離さないね」
「こさめも大変だな…」
そういった途端目の前から圧を感じたような気がしたがスルーする。
なんかちょっと見てはいけない何かを見ている気分になった。
「ま、とりあえず帰ってみるわ。色々ありがとな」
「おう、じゃーな」
挨拶を交わし家へと向かう。
その足がいてもたっても入れれないと言うように地面を強く蹴った。
「ら、ん…っ」
疲れて息切れしながらも玄関の前でたっていた彼の名前を叫ぶ。
「いるま…?」
ぴん、と綺麗に伸びた背筋を崩さずに彼は俺を見つめた。
「やっと帰ってきた、よかった…っ」
さっきまで綺麗に伸びていた背中もなんだか安心しているように見える。
「いるま、ご、ごめんねっ。そんなにホラゲが嫌だとは…っ」
みるからにあわあわして口をぱくぱくと動かす様子を見て少し笑ってしまう。
「俺も…ごめんな、悪かった」
『もうちょっと素直になれよ』なんだか癪だが、しょうがない。
「…俺、ほんとはホラゲとかどうでもよかった…いや、よくないけど」
「?」
「なっ、んていうか…っお出かけとか、どうでもいいけど」
顔が赤くなっていくのがわかる。
「ただ…2人で一緒にいたかったっていうか…」
「ふーん、なるほどなるほど」
にこにこと笑みを浮かべるらん。
「いるまは俺と一緒にいたいんだ〜♪」
「……んん、//」
「素直…」
そうつぶやくらんの顔はいつもよりも赤みをおびていた。
…夕日のせいかもしれないけど。
「今日、ディナー行こうね。実は予約してたんだ」
「うん。いく、」
そんなことをいいながら家へと入る。
お互いの絆もちょっと深まりました。たぶん。