rd side
rd「ひま〜〜」
安静にしろって言われて2日もたったぞ
cn「じゃあ毒薬の実験でもする?」
rd「え!する!」
kyo「毒薬はさせへんぞー」
cn「げ、」
rd「なんでー?」
kyo「毒薬は危なすぎる」
cn「じゃあ劇物…」
kyo「却下」
rd「何が違うの?」
ほんとは全部知ってるけどね
cn「まず、毒薬は劇薬の10倍ぐらいやばいやつ」
kyo「で、毒物と劇物は医薬品、医薬部外品以外のもの」
rd「へー」
ちゃんとした知識持ってんじゃん…
きょーさんって物知りなんだ
kyo「てか、こんな事も知らんで実験するとか頭おかしいん?」
cn「らっだぁは知ってると思ってたんだけど、笑」
rd「いやまぁ知ってたんだけど」
kyo「は??????」
rd「だって俺…」
「ぁ、…やっぱ何でもない笑」
kyo「使ったことあるとかじゃないよな?」
rd「まさか」
あのナイフに塗ったなんて言わないけど
全身に力が入らない感覚面白かったな
cn「…まぁ、減ってたら気づくし?」
「少なくとも俺が持ってるやつは何も変わってなかったから大丈夫じゃない?」
…こいつ気づいてるだろ、
kyo「コンちゃんが言うならええわ」
「俺仕事あるから戻るわ」
rd「がんばれ〜い」
cn「さぁて」
「俺と大事な大事なお話しよっか?」
rd「……」
そういえば俺のこと診てたじゃん
ばれるの当たり前だわ
盲点だったなぁ…
cn「いつ盗んだの?」
rd「コンちゃんが寝てた時…」
cn「いつ?何時頃?」
rd「俺が睡眠薬貰いに行った時」
cn「ふーん…」
疑ってんな
俺の表情なんか読み取れないだろうに
cn「…ねぇ知ってる?」
rd「ん、?」
cn「らっだぁってね、俺らの前だとすっごい表情分かり易いの」
rd「…え、?笑」
そんな顔に出てたっけ、
カマかけてるだけかもしれないし、?
rd「そんなわけ、笑」
cn「やっぱ気づいてないじゃん笑」
「さっきの話もそうだけど顔に全部出てるから」
rd「…ぁ、ばどは、?」
「気づいてる?」
cn「どうだろうね」
「…まぁいいや、話戻すね」
はぐらかしたな
てか、逸らしたのはコンちゃんだけどね
cn「らっだぁは死にたいの?」
rd「え?」
ド直球だし、
どうやったらそうなる?
rd「何、急に」
cn「自分で毒薬塗ったナイフでわざと刺されたんでしょ?」
「死にたいのかなって思うじゃん」
rd「コンちゃんは俺が死んだら悲しい?」
cn「…どうだろうね」
「人外だから死なないわけじゃないけどあまり死ぬって思ったことがないからね」
rd「じゃあ…俺がいない生活は想像できる?」
cn「1年間体験したけどね」
rd「コンちゃんは俺のこと毎日診てたでしょ」
cn「うーん……」
「じゃあ想像できないかも、なぁ……」
rd「…そっかぁ、」(寝転
そんなもんだよな
人外なんだもん
みんなが死んでほしくないようにみんなも俺に死んでほしくない
cn「ちょっとぉー?」
「まだお話終わってないよ」
rd「うんー…」
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