#40🎈
僕も懐かしいよ。
これからも宜しくね。
もう40日か……やっぱり、時間が過ぎるのは早いね……
あと、110日だね。
きっと、この残りの日もすぐに経つんだろうね。
この時僕はもう、退院してるのかな?
類
あたしは鳳えむ。何時でも笑顔がいっぱい。
でも、もう疲れちゃった……
宮益坂女子学園
昼休み
えむ『屋上で、食べよう……』
「鳳さん?」
えむ『えっ?』
えむ『あ、朝比奈センパイ!こんにちは~!』
偽りの笑顔を貼り付け、対応する。
まふゆ「うん、こんにちは!今からお昼ご飯?」
えむ『はい!!!!』
まふゆ「……」
まふゆ「…じゃあ、良かったら一緒に食べない?」
えむ『勿論!良いですよ!!!』
──…ボロを出さない様に……っ
屋上
えむ『頂きま~…』
まふゆ「鳳さん」
えむ『は~い?』
まふゆ「…何か、あった?」
えむ『えっ?』
どうしよう……バレちゃう!?
えむ『い、否、何でも……』
まふゆ「正直に話して。︎︎」
えむ『えっと、はい……』
えむ『実はあたし、笑顔に疲れて……笑顔って、何だろうって想って……』
えむ『もう、死にたいな……』
朝比奈センパイに聴こえない様に、小さく呟いた。
まふゆ「っ…」
まふゆ「それは、私も。」
えむ『えっ?』
まふゆ「聴こえてないと思った?」
まふゆ「確り聴こえてるんだから。」
えむ『す、すみません…』
まふゆ「…私も死にたいの。所詮私は、お母さんの奴隷。」
えむ『奴隷、?』
まふゆ「うん。奴隷。」
まふゆ「…ねえ、鳳さん。」
えむ『はい、ッ?』
まふゆ「一緒に死なない?」
えむ『え、?』
まふゆ「110日後にでも、死のう。」
えむ『110日後……』
まふゆ「あっ、これは私達の秘密ね?」
えむ『は、はいっ!』
「あたし達の秘密交換日記」
41日目公開
コメント
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えむちゃぁぁん!?!? もしいくなら僕も連れてってー!?