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最初は、親友として、大切なメンバーとして大好きだったのに。
f「ずっと一緒にいたからかな?」
最悪の【恋】をしてしまっていた。
気分は上がるはずがなく、どんよりした空気に沈みながら僕は眠りに落ちた…。
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f「あッ♡んぁやっらぁッ♡///」
?「可愛い…♡」
ぱちゅぱちゅといかがわしい音が響く。
f「んぁ…ァぁッ!♡ 」
ゴチュッ♡
f「あ゛ぁッ!!!♡///」
?「へぇ…ここが良いんだ…♡」
嫌だ。すごく気持ち悪いはずなのに、どうしようもなく気持ちよくて、快感に溺れてしまう。
f「ぁ゛ッ♡や゛ら゛ァッ!!♡こぁ゛ッれちゃあッ♡ぐる゛ッ♡!だッめェぁ゛ッ!♡///」
ーーーーーーーーーーーーーー
「ッ!!!♡///」
犯される夢を見た。
誰に犯されたかは覚えていない。
すごく気分が悪い。
知らない人に良いところを突かれ、壊れてしまう自分が酷く気持ち悪く、吐きそうになる。
「……、これが、元貴の気持ち、なのかな…?」
大切なメンバーが実は自分に恋心を抱いていたなんて…。
気持ち悪いし、何より、恐怖でしかない。
「困る…か…。」
ーーーーーーーーーーーーーー
スマホが振動する。
若井からLINEだ。
w《今日、一緒に出かけない?服買いに行こう よ。》
服か…もう8月も終わり、9月に入った。
まだ暑いけど、新しい服を買って置いた方が良さそうだな。
f《行きたい。〇時に✕✕に集合しよう。》
w《分かった、気をつけてね。》
若井は優しいな…。
こんな最低な僕にまだ気遣ってくれるなんて。
こんな期待を裏切るようなことをして、僕は何やってるんだろう…。
ーーーーーーーーーーーーーー
よし、着いた。
若井はまだ来てないみたいだな。
「ねぇお姉さん、僕たちとちょっとお茶でもどう?僕ら結構いいほうだと思うんだけど、お姉さんにはぴったりじゃない?」
f「えっと…すみません、僕、男です…。」
驚いた顔をして、背中を向けて仲間たちと話し始めた。
「え…ガチかよ」
「でも、俺全然行ける」
「まぁ、いいか」
何を話しているんだろう。たしかに僕は髪の毛が長いしメイクをしているけれど、そんなに女性に見えるか?
少し仲間と話してから、こちらを向いた。
「性別関係ないってぇ、俺お兄さん結構タイプなんだよねぇー。いいでしょ?行こうよ。」
嗚呼、正直とてもめんどくさい。
性別はたしかに関係は無いが、それでもアリなのかと、困惑をしている。
f「ぁ……。あの…えっと……。」
なんて言えばいいのか分からずに情けない声を出してしまう。
「なぁにその反応w可愛いねぇ」
気持ち悪い…。何だこの人たち。
腰に手を回され囲まれながら、どこかへ連れて行かれそうになった。
w「ちょっと、どこ連れていくつもりですか?」
「ぁー…。めんど。誰だよお前。」
w「その人俺の恋人なんですけど。」
f「若井…?何言って」
「え?お兄さん、彼氏いたんすか?」
f「え…いや、あの…。」
w「証明しましょうか?涼ちゃん、こっち向いて。」
「えっ…」
若井がキスをしてきた。
何故だろうか、とても深く、重い愛を感じた…
w「っはぁ…」
f「ッ///わ、わかいぃ…」
「おい…こんな所でイチャつくなよ…。」
「もう、行こうぜ 」
w「服、買いに行こっか。」
f「あ、うん…」
若井はキスをしたことについて何も言わなかった。
どうしてわざわざキスをしたんだろう。
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w「涼ちゃん!この服めっちゃ可愛い、着てみ てよ、絶対似合うって!」
f「えぇ、さすがに可愛すぎない?似合わないよぉ…。」
w「いいから、いいから」
僕を試着室へと連れていく。
強制的すぎるだろ…。
さすがにこんなに可愛いの、僕に似合わないよ…。すっごいべっぴんさんが着るような服じゃないか…。
着てみたが、やはり似合わない。
可愛くもないやつが可愛い服を着ても、服が可哀想だ。
w「涼ちゃん、着られた?」
f「うん…。やっぱり似合ってないよ…」
w「えー、見せてよ。」
もう一度鏡を見た。やはり似合っていない…。
髪の毛をハーフアップにしてみよう。それならまだマシに見えるかもしれない。
試着室のカーテンを開ける
w「……。」
若井は何も言わず、ただ僕を見つめていた。
妙にぼーっとしている。
あまりの醜さに、言葉を失ったのか?
w「すごく、美しいよ…花でも見てる気分。」
f「何言ってんのよ」
w「花よりも綺麗、さすが涼ちゃん。」
f「やめてよ…。」
w「あら?少し照れてます?w」
まったく、お世辞が上手いなぁ…。
w「てか、ハーフアップ似合ってる。どんな髪型も可愛い…よ。」
f「あッ…え?うん、ありがとう。」
可愛い?今、僕を可愛いと言った?
それって…。
いや、そんなはずない…。何を考えてるんだ僕は。
若井が僕を好きなはずない…。そもそも、僕は元貴が好きなんだから…。
なんだ?この気持ち…。なんで?
僕は元貴も好きになって、若井まで好きになっちゃったの?
さすがに最低すぎるよ…?僕。