テラーノベル
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服を買ったあと、特にすることもないので、すぐに帰ってしまった。
「今日楽しかった、また行こうね」
若井から連絡が来た。
「こちらこそ、楽しかった!ありがとう😊✨
また行きたい!🥳😉」
すぐに返信をして、寝た。
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m「涼ちゃん…僕たちのこと好きだったんだ…気持ち悪…。」
w「さすがにちょっと…やめて欲しい。」
m「そもそも、2人のこと好きになるとか、人としてどうなの?まともな恋愛できないの?」
もう…やめてよ…。
w「今まで俺達のことそんな目で見てたんだ。」
やめてよ…。
m「同じメンバーとして、分かり合えていたと思ったんだけどな。」
ごめんね…。
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f「ッ…!!」
また、嫌な夢を見た…。
涙でぐちゃぐちゃで、寝ている間に自分を引っ掻いていたようだ。
身体には血で汚れた引っ掻き傷が沢山あった。
なんでこんな苦しいんだろう…。
こんな恋すぐ諦めちゃえばいいのにさ…。
何を期待しているの…?
今日は、雑誌の写真撮影がある日だったな…。
僕の衣装は長袖。大丈夫、傷跡は隠せる。
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w「あ、涼ちゃんおはよう。」
f「あ、若井おはよう〜」
いつも楽屋に入る前に、廊下で会う
運命かな…?
なんて馬鹿なことを考えながら、楽屋に入る
w「涼ちゃん、髪下ろしてるんだ。すごい似合ってる、いいじゃん。」
f「あ、ありがとう」
バレたかと思った。
そう、ほとんどの傷は腕にあるけど、少しだけ首後ろにまで傷があって、髪の毛で隠しているのだ。
最近すごく長く髪を伸ばしていたから、お団子や、ポニーテールで括っていた、だから少し邪魔だ。
m「あ、若井おはようぅ」
w「うぉ、元貴じゃん、おはよう。」
m「涼ちゃんおはよう。」
f「ぅぁ、あ、おはよう…。」
m「あのさ、涼ちゃん、あの件はなかったことにしようよ、涼ちゃんももう諦めたでしょ?てか諦めてね?」
f「ッ……う、うん!諦めたよぉ!ごめんね!ほんと!多分、恋愛的に好きだと勘違いしてたんだと思う!メンバーとして大好きだからね!」
m「お!良かった!じゃ、撮影の打ち合わせ行こっか」
f「うん!」
w「おぅ…。」
m「ふぅ…。やっと打ち合わせ終わったー!結構疲れたわー。」
f「ね!次、撮影かぁ」
w「そうだね、結構打ち合わせ長かったね。」
m「腹減った、早く弁当食べよ」
f「今日、どんなお弁当かな?」
w「どーだろうね。唐揚げかな?」
f「やったー!」
m「まだわかんないよ?w」
w「やばい、俺予言しちゃったwガチで唐揚げ弁当じゃんw」
m「ほんとだw」
f「えー、めっちゃ美味しそうじゃん!」
弁当を取ろうとしたとき、元貴と手が当たってしまった…。
f「あっ…//、ご、ごめん…。」
m「あ…てか、涼ちゃん諦めたって言ったじゃん?」
f「いや、諦めたよ! 」
m「その反応さ、諦めてないよね?10年も一緒にいんだから、分かるからね?」
f「……」
m「もうさ、逆に気になる、なんで俺の事好きなの?どこがそんなに惹かれたの?」
f「……。かっこいい…ところとか…。僕の事大事にしてくれてるんだなって……。思って…。」
やだ、やだ、何も言わないで。分かってる、自分が1番分かってる。わかってるから……。
元貴が喋るまでの間、ほんの一瞬のはずなのに、何時間も経ったような気がした。
m「つまんないよ、涼ちゃん。やめて?」
f「ッ…!!」
涙が出そうだ。堪えるために、唇を噛み締めた
m「僕は涼ちゃんをメンバーとして愛してるの、そこのところ勘違いしないでね?」
f「うん…ごめん…。」
今すぐこの場から消えたい。でも逃げたらまた迷惑をかける。何とか耐えろ…!
涙がこぼれてしまった。大粒の涙がテーブルにポツポツと音をたてて落ちた。
また、元貴になにか言われちゃう…。
m「はぁ…なんで泣くの?俺が悪者みたいじゃん。やめてよ…。諦めてくれればそれでいいんだけど。」
f「ごッ…ごめんなッさいぃッ……。」
m「謝らなくていいよ…。早く涙拭いてくんない?俺別になんもしてないのにさ…。めんどくさ…。」
そう言い放ち、元貴は部屋を出ていってしまった。
ただ泣いた。泣きじゃくった。諦めたいのに諦められない自分が憎い。悔しい。
若井が、ハンカチを渡してくれて、僕が収まるまで、何も言わずに、静かに隣に居てくれた。
f「……。若井、ありがとう…。ごめんね、こんな、付き合わせちゃって。」
w「ん、いいよ別に、しょうがないことだからさ。」
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雑誌の撮影のため、衣装スタッフの人にメイクやら、髪型やらを整えて貰っていた。
スタッフ「今回の髪型は、お団子にしますね。」
f「あ、あの…。」
スタッフが僕の髪を上げた。
スタッフ「……!? すみません!」
f「だ、大丈夫!あの、できるだけそれが隠れるような髪型にしたいんだぁ…。」
スタッフ「はい!もちろんです!」
f「ごめんねぇありがとぉ」
w「あの傷…。」
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コメント
2件
このお話めっちゃ好きです🥲🥲💖💖