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琥珀糖
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無気力組推し‼︎
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いい先輩でいさせてくれない君。
木葉秋紀くんでてきます。
夢主でてきます。
少し切ないかもです。
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start
木兎にタイプを聞いたあの日から、二人の距離はなぜか以前より近くなっていた。
木葉は「お前が木兎に告白するまでの間、少しでも長く一緒にいたい」という、
ずるい下心から、 何かと理由をつけてはお前を呼び出すようになる。
お前は、木葉が急に優しくなったり、甘やかすような態度をとったりすることに戸惑い、心臓が休まる暇がない。
ある雨の日。
放課後の誰もいない教室で、二人は雨宿りをすることになる。
外の雨音が響く静かな空間。
木葉:
「なんか、寒くね?」
そう言って木葉は、自分のジャージをお前の肩にかけてくれた。
ふわりと包み込まれる、大好きな木葉の匂いと体温。お前はそれだけで泣きそうになる。
木葉:
「……木葉さん、なんで最近、そんなに優しいんですか」
思わずこぼれた呟きに、
木葉はお前の頭を少し乱暴に、
だけど愛おしそうにぽんぽんと叩いた。
木葉:
「別に。……お前が、あんまり頼りない顔してるから」
木葉:
(……あいつ(木兎)のことで悩んでんだろ、って言えたら楽なのに)
木葉の手がお前の髪に触れる。
その指先が、 いつもの 「先輩」としては
あまりにも甘くて、 切ない。
お前は、こんなに優しくしてくれるのに、木葉の目が見つめているのは「木兎のために頑張る私」なんだと思うと、胸が苦しくて張り裂けそうになる。
〇〇:
「木葉さん……私、
もう諦めた方がいいのかな」
お前のその言葉を、木葉は「木兎への恋が辛くて諦めそう」なのだと受け取る。
木葉:
「……諦めるなよ。お前がそんなに一生懸命なんだから、あいつだって、きっと……」
お前の頭に置かれた木葉の手が
ほんの少しだけ震えていた。
自分以外の男を想うお前を、
自分の手で励まさなければいけない苦しさ。
大好きな人が
、自分以外の男を勧めてくる絶望。
木葉:
「……でもさ、
もし本当に諦めるなら、その時は」
木葉はお前と視線を合わせないまま、そっとお前の前髪を指で分けた。
木葉:
「俺が、お前のこと……」
その先の言葉は、
激しくなった雨の音にかき消されていった。
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これで終わりです。
ありがとうございました。
続きも楽しみにしててください!