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※🍃🥽です
夕焼けが、病室の白をゆっくり橙に染めていく。
窓際のベッドで、りもこんは静かに息をしていた。
fu🍃 「…りもこん」
俺がそう呼ぶと、少し遅れて瞼が動く。
rm🥽 「…ふうはや、?」
その声は弱々しいのに、ちゃんと俺を呼んでくれる。
それだけで胸が苦しくなる。
fu🍃 「…無理して起きなくていい」
rm🥽 「無理してない、会いたかった」
りもこんは昔からそうだ。
自分が1番辛いときほど、俺のことを優先する。
俺はベッドの横に座って、そっと手を握った。
細くて、あったかい。
rm🥽 「んん、ふうはや手冷たい、、//」
fu🍃 「あぁ、ごめん」
俺ははっとして手を離した。
rm🥽 「いや、離してとは言ってない、、//」
fu🍃 「(驚顔」
俺はもう一度、手を握った。
fu🍃 「なぁ、覚えてる?高校の屋上であったこと」
rm🥽 「…覚えてるに決まってる、ふうはやが泣いた日」
fu🍃 「やめろ、あれは事故だ、、」
rm🥽 「嘘、俺の前でだけ泣いたくせに、笑」
りもこんは小さく笑う。
その笑顔が、前より少し儚くてーー胸が締め付けられた。
fu🍃 「俺さ」
rm🥽 「…ん?」
fu🍃 「…りもこんがいなくなるとか、考えたことなかった」
rm🥽 「っ…、」
握る手に、少し力が入る。
fu🍃 「……りも」
rm🥽 「その呼び方ずるい」
fu🍃 「じゃあ、りもこん」
rm🥽 「……それもずるい」
俺は息を吸って、震えを抑えた。
fu🍃 「…俺、ずっと一緒にいるつもりだった、未来とか、老後とか、当たり前に、」
rm🥽 「…うん」
fu🍃「でも今は、今日を一緒にいられるだけでいいって思ってる」
りもこんは目を伏せて、ゆっくり頷いた。
rm🥽 「…俺もだよ」
fu🍃 「……りも」
rm🥽 「ふうはや、」
名前を呼び合うだけで、心が繋がってる気がした。
rm🥽 「俺さ、幸せだった」
fu🍃 「過去形にするな」
rm🥽 「…今も、だよ、ふうはやここにいるし」
俺は堪えきれず、りもこんの額にそっと触れた。
fu🍃 「俺の方が幸せだ、りもこんに出会えたから」
rm🥽 「…ならそれでいい」
夕焼けが消えて、夜がくる。
それでも、俺はその手を離さなかった。
たとえ明日がどうなってもーー俺は最後まで「ふうはや」でりもこんの隣にいる。