生きたい　短編

こんるる〜〜るるやで、！

ど〜ぞ！！

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

いつもの戸を開ける。

ばっしゃぁぁぁん！！！！

俺にはわかっていたので、あけてから後ろの戸から入った。

のに…

ばっしゃぁぁぁっ！！！！

桃）…あれ、かかって…

お前いつも避けるからこっちもつけといたwww

馬鹿じゃ~んっwww

くそが。

桃）✘ね。…（クッソ小声

あ？

なになに~？

桃）なんでもないです、さよなら。

机につこうとする。

どかっ……！！

机が蹴られ、教科書やその他諸々が落ちる…

桃）…ｯ…？？！！

青）はは…っwww

俺の命の次に大切な参考書も落ちていて、初めてかもしれない。

コイツラを呪ってやりたいと思ったのだ。

桃）…ｯ（拾う

参考書は幸い間に挟まっていたから、怪我はなく、全方面から見てもだいじょうぶだ。

桃）ほ…っ）

ホッとしたのもつかの間。

あいつらに、窓側の席だったから

“蹴り飛ばされ、4階から落ちた”

桃）…は、？

ぐしゃぁっ！！！！！

そんな音が聞こえる。

頭から落ちたのだろう、もう何も考えれなくなってきた。

桃）おかぁさ…だぃすき…ばぃばぃ……

上に手を伸ばしながら、アイツラが覗いてくるところを手で潰すような

アニメーションのようなものをした。

桃）はは…っ、これが俺の最大の復讐かもな、w（泣）

アイツラは、退学になるだろう。そう思っていた。

それが最期の考える時間だった。

救急車の音が聞こえる。

警察の音も聞こえる。

桜のきれいな時期に、俺は桜と枯れ落ちる。

俺はピンクが好きな色だ。

俺は友達がいない。

俺は桜が好きだ。

俺は落ちたことが2回あった。

桃）、はぁ、

俺は死ぬのが怖い。

―――――速報です。

◯◯県◯◯市◯◯町の◯◯学校で、

生徒が4階から落ちた事件がありました。

警察はーーーーー

青）……素直になりたかった。