昨日は結局魁星さんと連絡せずにそのまま寝てしまった
まあそんなに眠れなかったけど…
何か連絡すれば良かっただろうか,と悩みながら教室に入って席に着く
モブ1「あら,今日は一緒に来てないのね」
わたくしが席に座った途端そんな会話が聞こえてすぐさま録音する
結さんも撮ってるでしょうが,わたくしはボスに差し出す様だ
美咲お嬢を傷付けるだけで済ませるわけにはいかない
美咲「え,あ,うん」
モブ1「やっと,自分の身分が分かったようね」
美咲「………」
敦「美咲ちゃ」
お嬢に話しかけようとした坊ちゃんの言葉をファンクラブの人が遮った
モブ1「敦様〜♡」
モブ2「え!太宰様も!?」
モブ3「芥川様と中也様まで来てるわ!」
学校中から黄色い悲鳴が上がった
お嬢の方を見ると溜息を吐いていた
奏「人気だね
みぃちゃんなんで最近敦さんと登校してないの?」
美咲「実は」
彼の方はご友人か…?お嬢に何かあったらいけないしご友人は徹底的に調べなければ…
奏「うわ〜,仲良いだけでそんなに言われるとかただの嫉妬じゃん
そんなの気にしないで,この事新旧双黒に言ったら?」
美咲「ん〜でもお兄ちゃんを巻き込みたくないんだよね……」
奏「あ〜……」
お嬢はなんて心優しい方なのでしょう…!
時間は経ち,お昼
アイ「ご飯食べよ」
美咲「うん,そうだね」
奏「食べて元気になろ!」
美咲「うん」
お嬢はご友人達と食べるらしい
ピコン,とスマホが揺れた
手に取って見ればある人から連絡が来ていた
内容は「一緒にご飯食べませんか?」というものだった
二つ返事でオッケーを出してお弁当を持って隣の教室に行く
『坊ちゃん!!来ましたよー!』
ひょっこりと顔を出してそう言うと坊ちゃん基,イッテツさんはこっちー!と手をブンブンと振っていた
わたくしはそばに行き,空いていた前の席に座った
イッテツ「学校で坊ちゃんは辞めてくださいよ〜」
『あはは,すいませんつい癖で…』
イッテツ坊ちゃんは血は繋がっていないが,ボスの弟だ
オフの時にも坊ちゃんがヒーローの時にも度々会っているので仲は良い方だと思う
談笑しながらお弁当を食べているとわたくしの教室から大声が響いてきた
リト「悪いか!!!!!!???」
ウェン「ちょっとリト!うるさいよ!」
あの2人声デカすぎ…
イッテツ「うるさ…リトくん達声貫通してるよ…」
『本当ですよ…傷の手当てする時もあの声量ですからねえ…
何度耳が壊れそうになったか…』
イッテツ「レオンさんも大変っすね…」
暫く話して昼休みが終わったので教室に戻った
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