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ワンクッション
nmmn(実況者様のBL)を含みます
ご理解頂ける方のみご覧下さい
口調迷子です
暴力組のBL(brshk)です
では、始まります
br side
僕の恋人はツン9割のツンデレ。
そして今日は過去の記録を重ね合わせ、計算を繰り返し割り出したデレる日!
デレをもっと出させるために、心がちょっと痛むけど僕はメンバーのきんさんとスマイルとお出かけ。
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shk side
遅い。
せっかく今日は予定が全部休みだったからBroooockと一緒にいようと思ったのに、急にできた予定とやらで飛ばされてしまった…。そこまではまだいい。そこからが問題。
出ていってから3時間は家に戻ってきてない。
Broooockが昼頃に起きるのも悪いけど、そこに予定を入れてきた2人も悪い。いつにもまして怒りを覚える。
shk「早く帰ってこないかな…」
3時間くらい短いと分かっているのに会えないと思うとどうしてももどかしくて、いつもの倍以上に時間が長く感じる。
少しでも近くにBroooockを感じるためにLINEを見返したり、過去の配信を見たりして時間を潰す。
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br side
kn「うわ、もうこんな時間。結局5時間くらいウロウロしてたね。」
br「たしかに〜、そろそろ帰る?」
kr「うん、じゃあここで」
kn「はーい、また撮影で」
br「ばいばーい」
5、6時間ショッピングモールを周って帰る。ちょっと長くいすぎたかな、反省。
br「ただいま〜」
出かけたのは夕方頃だったからすっかり日は落ち、なんなら深夜にさしかかってた。だからか、リビングは電気が消されていて暗かった。
br「シャーク〜ん?起きてる〜?」
控えめに呼んでみるとすぐに足音が聞こえる。
br「ただいま」
shk「…ん」
かわいー!想像以上に破壊力がある!絶対嫉妬してるじゃん!かわいーな、襲いたい。
br「寂しかったよね、ごめんね」
shk「んーん、別に」
嘘ついてる。シャークんは嘘をつく時耳を触ったり右下を見たりするクセがある。そのクセを知ってるのは僕だけだし教えてないから本人も気づいてない。
br「んふふ、嘘ついてるでしょ。嘘言わなくても嫌わないよ」
shk「…ついた、ごめん。」
shk「…寂しかった」
一拍おいて正直に答えてくれるところがまた可愛い。
br「ごめんね、おいで」
手を広げたら抱きついてきてくれる。ちょっとムスッとした顔で来るのがシャークんらしくて思わず笑ってしまう。
shk「何笑ってんの…」
怒ってると思わせたいのか、いつもよりちょっと低い声で言ってくる。そんなところも愛おしくって、心底敵わないな〜と感じる。
br「かわいくって」
正直に伝えられるのに弱いのも知ってる。それに加えて耳元で囁いたら案の定。ビクッとなって赤くなっていく。
shk「そーかよ…」
照れ隠しにちょっと強めの言葉を使ってくるのも可愛い。語彙力が普段よりもなくなるくらい。
br「んふふ、そーだよ?風呂入ってくるから、それからイチャイチャしようね。」
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shk side
Broooockが風呂に入ってる間に脱ぎ捨てられた上着や買ってきたのであろう荷物を片付ける。
丁寧に紙袋に入れられたものがあってちょっと疑う…ほんのちょっと。普段俺にはこんなものを買う人じゃないから自分用に奮発したのかな、とか。
ちらっと除くと2つ箱があった。一番最初に思ったのは 誰用だろう ってこと。
Broooock用なら2つも要らないし、特にあげる人は思いつかない。
不審に思っているとガチャ、と言う音と共にBroooockが俺のとこへ戻ってきた。
br「わー!?ちょっと、勝手に見ないでよ〜!」
shk「あ、ごめん、つい」
br「…そんなに気になった?」
困ったように笑う顔がらしくて本音を言ってしまいそうになるけどぐっとこらえる。
br「うーん…明日とかに渡そうと思ってたんだけど」
br「…これ、ペアリング。一目惚れしちゃったから買ってきちゃった。」
そこには綺麗な赤と緑の指輪が2個。
なんでもない日に突然買ってくるところがずるい。
br「ごめん、気に入らなかった?」
shk「いや、すごい綺麗。」
br「よかった、買うか悩んだけどお揃いにしたくって」
br「まだ薬指には付けられないけど、次渡す指輪までには付けれるようにしようね。」
shk「えっ」
遠回しに告白してるよな…これ。
顔が熱い。きっと恥ずかしさで真っ赤になっているに違いない。
br「シャークん顔真っ赤、可愛い」
くすっと笑われてまた恥ずかしくなる。
shk「付けてみていい?」
br「もちろん、そのための指輪だから。」
試しに右手の人差し指にはめるとピッタシで、ちょっとBroooockが怖くなる。それと同時に俺の事を分かっていてくれて嬉しいという矛盾が生じておかしくなる。
br「どう?」
shk「めっちゃピッタリ、ありがとう」
そう言ったらニコニコと笑って抱きしめられる。
br「これからも僕のシャークんでいてくれる?」
今するのかってツッコミたいけど問に対する答えは1つしかないから
shk「もちろん」
そう言うともっと強く抱きしめられた。
これ以上ないくらいの最高の1日の締めくくりに俺の中の不満がなくなった気がした。
2000字ちょい越えですね、閲覧お疲れ様でした。
ほのぼのの純愛でしか得られない特別な栄養ですね…。
ではまた!