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10 - アイスバース 学パロ

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2024年11月24日

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nmmn(実況者様のBL)を含みます


ご理解頂ける方のみご覧下さい


口調迷子です


暴力組のBL(brshk)です


学パロとアイスバースです


アイスバースがわからない人はピクシブ百科事典見てからの方が楽しめると思います


捉えようによってはバドエンでハピエンです





では、始まります












shk side



唐突だが、俺には悩みがある。


br「シャークん!おまたせ!」


shk「遅いよ」


br「ごめんごめん」



br「日も落ちてきたし寒いね〜」


shk「そうだな」


今俺と他愛もない会話を交わしている相手、Broooockに恋をしてしまったこと。それが俺の悩み。


ただの恋だったら悩みではない。


悩みなのは俺がアイスであること。


よくある第二の性ってやつ。俺は人より体温が低いから、そうだと言われた。この体質のせいで幾度も苦しめられた。


好きになった相手がジュースであれば、俺は死んでしまう。ただ、痛みを伴わないのが唯一の救いってところ。


br「シャークんもめっちゃ冷た〜い!生きてる?」


shk「勝手に殺すなよ」


こんな日々が続くように、と思い俺は絶対に告白しない。もしBroooockがジュースじゃなくて、付き合えて、もっと幸せになれたら…と考える時もある。


もし、そうだったら。


br「じゃあ僕こっちだから!」


shk「おう、また明日」


br「また明日〜!」


また明日も会えると思うと少し嬉しい。俺が告白してしまったらこの関係は崩れるんだろうか。なにせアイスだし、俺自身が居なくなる可能性もある。


shk「……」


でも、それでも俺はBroooockと付き合いたい。付き合えて俺が居なくなっても、彼に見届けられるなら本望なんじゃないか。


shk「明日、告白しよう」


付き合えたらいいな……。そんな思いを抱え、俺は家に着いた。


───


br side



今日も可愛かったなー。


br「また明日…ふふっ」


また明日も会ってくれるんだ〜。これほんとに現実かな?幸せすぎるかも。


僕はシャークんが好き、大好き。この世で1番、何よりも。遊びは全部シャークん優先だし、シャークんが食べたいものを食べて、行きたい場所に行く。シャークんに尽くせることが僕の幸せ。


br「早く明日にならないかな〜!早く会いたいな〜!」


そんなことを言っているとピコンとLINEの通知が来た。僕がLINEの通知をONにしてるのはシャークんだけ。滅多に来ないからめちゃくちゃ舞い上がっちゃう。


br「えっ!?」


画面には一言、「明日の放課後空き教室集合で」だけ。放課後の空き教室とか何!?告白!?妄想を繰り広げる度に期待が高まる。


br「えーっと、い、い、よ、っと」


もちろんYESで返す。本当に明日が楽しみになってきた。


br「今日は早く寝ちゃお!」


そう思いまぶたを閉じた。


───


shk side



今日になってしまった。空き教室に誘導するのは成功したけど、告白の言葉はどうしよう…。付き合ってください?ずっと前から好きでした?考えれば考えるほど訳が分からなくなってくる。


shk「もういいや、ストレートに伝えよう」


決心して家を出る。いつもよりも風が冷たい気がした。





やっと放課後。早く空き教室に行かないと、Broooockが待ってるかもしれない。


br「お、きたきた」


shk「はやっ、待たせてごめん」


br「いいよいいよ〜!で、どうしてここに集合なの?」


shk「あ、えっと」


言葉が詰まってしまう。言うって決めたのに心臓がうるさくて、Broooockに聞こえてないか不安になる。


shk「あ、あの!」


shk「ずっと前からBroooockに惚れてました!俺と付き合ってください!」


br「えぇっ?!」


あー、これ、上手くいかないやつか。関係崩れちゃうのかな、嫌だな。


br「え、えっと、シャークん?」


br「これ、嘘コクとかじゃないよね?」


shk「うん…」


br「……」


br「こ、こんな僕でよければ…お願いします!」


shk「え?」


実った?恋が?今の感じから?


まじで?


あれ?声に出ない。なんでだ?


視界がぼやけてる。俺ってこんなに目悪かったっけ?泣いてるのか?


br「────ク─!」


なんでそんなに小さい声で言ってるの?


違う、小さくない。



俺が死にそうなだけだ。



───


br side



br「シャークん!シャークん!」


うそ、うそだ。これはきっと悪い夢。


目を開けてよ、返事をしてよ、笑ってよ。


いつもみたいに、僕の名前を呼んでよ。


そういえばシャークんってアイスだって言ってたよね。じゃあ僕はジュースだったってこと?そんな、悲しすぎる。告白を受け取った僕のせいだ。シャークんがこんなになってるのは、全部全部僕のせい。


br「…シャークん」


体はいつもより冷たく、目も半開きで生きている感じがしない。


br「ごめん、ごめんね。」


僕はこの罪を一生背負わなければならない。まだ、僕とシャークんは別れてないのだから。シャークんと付き合ったばかりなんだから。


br「シャークん、こんな僕でごめんね……」


謝っても届かないというのはこんなにも悲惨なんだ。







2000字弱の閲覧とスクロールお疲れ様でした!俺バドエンが大好物なのでアイスバース大好きなんですよね…

いまだに解釈違いおこしてる部分もありますが暖かい目でご覧いただけると幸いです。


ではまた!

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