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※nmmn作品となります。ご理解のない方はブラウザバックお願いします。
※dtが女体化しております。
(そのため名前を1部変更しています。)
※nbdt mmdt dt愛され要素が含まれます。
(nbdt,mmdtはメインになります。)
地雷等ある方は作品閉じることを推奨致します。
⚠︎︎注意⚠︎︎
・fk,sk,nb,dt,iw,ab 高校3年
・mm,ru,kj 高校1年
nb,dt
iw,fk,sk,ab
mm,ru,kj が同じクラスです。
それでも良い方はどうぞ↓
mm side
夜の空気が少し冷たい。
dt「ごめんね家まで送って貰っちゃって…。」
mm「全然大丈夫ですよ」
dt「目黒も気をつけて帰ってね。…おやすみ。」
mm「!…はいありがとうございます。おやすみなさい。涼華さん。」
dt「うん、またね」
小さく笑い、家へ入っていく。
姿が見えなくなってからもしばらくその場で立ち止まったままだった。
さっきまで隣に立っていたのが嘘みたいに、静かだった。
mm「(あの距離で、まだ遠いんだな)」
小さく息を吐く。
mm「(あの人、多分まだ気づいてない)」
俺のことも。あの人のことも。
mm「……」
でも、それでいいと思ってる自分もいる。
mm「(少しづつでいいんだ…。)」
立ち止まったまま、空を見上げる。
mm「(それでも、隣にいたいって思うのはやめられないんだよな)」
言葉にはしない。
たぶん、今言っても届かない。
mm「……」
mm「(このまま、翔太くんが黙ってるなら)」
一瞬だけ目を細める。
mm「……俺が動くだけです」
誰に言うでもなく、そう小さく呟いた。
そのまま帰路へ歩き出す。
nb side
ふっか達と別れ、家へ向かう。
夜の空気がやけに冷たく感じた。
さっきまでの賑やかさが、嘘みたいだった。
nb「(昔は…)」
ふと、思い出す。
nb「(こんな時、当たり前みたいに隣にいたのに)」
何も考えなくても、
気づいたら一緒にいた。
nb「……」
今は違う。
nb「(距離、できてんの気づいてたのに)」
目を逸らしてきたのは、自分だ。
nb「(でも、あいつは)」
思い出す。
目黒の言葉。
mm『俺は、涼華さんのことちゃんと見てるつもりです。』
mm『少なくとも今の貴方よりは…。』
nb「……っ」
立ち止まる。
あいつの言葉は図星だった。
目黒と涼華が出会ってからずっと余裕が無かった。
幼稚園からずっと一緒で、
こんなにずっと近くにいたのに、
nb「(あん時の約束、俺が守れてねぇじゃねぇか。)」
思春期を拗らせ、どこかで距離をとってた。
いつの日か同じクラスのやつに言われた。
_過去_
mb①「翔太と宮舘さんって付き合ってんの?」
放課後にクラスの仲良いヤツらで集まってた時だった。
nb「は…?なんで?」
mb②「だって明らか距離近くね?あれは付き合ってる距離っしょ笑」
mb③「宮舘さん綺麗だよな〜あんな人が彼女って羨ましいぞ翔太〜。」
nb「ちげぇって!」
思わず立ち上がる。
mb②「おぉ、なんだよ急に。」
nb「だから別に…あいつとは何もねーよ。」
mb①「えーまじ?」
nb「…ただの幼馴染なだけだし。」
茶化されるのが嫌だった。
咄嗟に出た言葉だった。
nb「……っくそ」
小さく舌打ち。
nb「(このままじゃ、ほんとに)」
喉の奥が詰まる
nb「(次は、逃げねぇ)」
そう決めて、歩き出す。
dt side
お風呂を済ませ、部屋へ戻る。
部屋のドアを閉めると、一気に静かになる。
dt「……はぁ」
さっきまでの音が、全部遠くに行く。
ベッドに腰を下ろす。
dt「(なんか、疲れたな)」
dt「……」
ふと、帰り道のことが浮かぶ。
mm『無理してる人はそう言うんで』
dt「……」
dt「(別に、普通でしょあれくらい)」
軽く首を傾ける。
dt「(てか、なんでこんな覚えてんの)」
少しだけ手が止まる。
dt「……考えすぎか」
スマホを手に取る。
画面が光る。
dt「……」
dt「(別に、翔太に連絡することもないし)」
そのままスマホを閉じベッドに倒れ込む。
dt「……」
天井をぼんやり見つめる。
dt「(今日、なんか変だった気がするけど)」
dt「(……まぁ、いっか)」
dt「おやすみ、レインボーローズ」
そのまま目を閉じた。
fk side
夜道を歩きながら、さっきのことを思い出す。
fk「……はぁ」
小さく息を吐く。
fk「(ほんと、あいつ分かりやすいよな)」
翔太の顔。
あれで「何もない」は無理がある。
fk「(まぁ、あいつ昔からああだけど)」
思い出すのは、もっと前。中学の頃。
気づいたらいつも隣にいた2人。
喧嘩しても、結局一緒にいて。
周りが何も言わなくても、“そういうもん”だった。
fk「(あれが普通だと思ってたけど)」
今は違う。
fk「(いつの間にか、ズレてんだよな)」
少しだけ視線を落とす。
fk「(で、あいつはそれに気づいてんのに何もしない)」
さっきのやり取りが頭をよぎる。
fk「……バカだろほんと」
小さく笑う。
fk「(でもまぁ)」
足を止めて、夜空を見上げる。
fk「(もう気づいたっぽいしな)」
完全に遅いわけじゃない。
fk「(ギリギリ、ってとこか)」
ふっと息を吐く。
fk「(問題は——)」
少しだけ目を細める。
舘の顔が浮かぶ。
fk「……舘の気持ちがどう動くか…か。」
苦笑する。
fk「(それに目黒は動き始めてる。)」
fk「(あいつ、結構本気だぞ)」
静かなのに、ブレてない。
fk「……」
少しだけ考える。
fk「(さて、どうなるかね)」
どっちが選ばれるか、じゃない。
fk「(どっちがちゃんと届くか、か)」
ゆっくり歩き出す。
fk「(まぁ)」
fk「(あいつらなら、ちゃんとやるだろ)」
小さく笑う。
fk「……間に合えよ、翔太」
誰に聞かせるでもなく呟く。
夜はまだ、静かに続いていた。
続く▶︎
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