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(そのため名前を1部変更しています。)
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地雷等ある方は作品閉じることを推奨致します。
⚠︎︎注意⚠︎︎
・fk,sk,nb,dt,iw,ab 高校3年
・mm,ru,kj 高校1年
nb,dt
iw,fk,sk,ab
mm,ru,kj が同じクラスです。
それでも良い方はどうぞ↓
nb side
いつも通り教室に入り、
窓際の一番端の席へつく。
隣の席には涼華。
nb「……。」
喉の奥が、変に乾く。
nb「…はよ。」
dt「…おは…よ。」
一瞬目を見開く。
でもすぐ逸らしてしまった。
nb「(……そりゃそうか…。)」
席に座る。
_昼休み_
チャイムが鳴る。
屋上ではアイツらが待ってる。
dt「翔太。」
名前を呼ばれる。
dt「屋上、行こ。」
一緒に屋上まで並んで歩く。
nb「……涼華。」
dt「なに?」
呼び止めたは良いが言葉が出ない。
nb「昨日…さ…」
dt「昨日?」
nb「悪かった。」
やっと出た言葉。
nb「ああいう言い方しか出来なかった。」
目をそらす。
nb「…ムカつくとか。」
dt「……。」
空気が一瞬止まる。
nb「ただ…」
dt「?」
nb「涼華が…取られるってか…」
nb「隣から居なくなんのが…嫌だったと…いうか…。」
nb「(くそっ…なんて言えば…。)」
nb「お前の隣に俺がいないのが嫌だった。」
dt「…へ?」
nb「(言った……?)」
自分でも驚く。
dt「どういう…?」
涼華が困った顔をしていた。
nb「(急にそう言われたら…そうなるよな。)」
nb「…そのまんまの意味だから。」
途中で恥ずかしくなり、
それだけ言って先に進む。
dt「ちょっ…ちょちょ!待ってってば!」
俺は振り返らずにそのまま歩き出した。
dt side
dt「ちょっ…ちょちょ!待ってってば!」
追いかける。
でも__
nb「……」
振り返らない。
dt「……」
足を止める。
dt「(…なに今の)」
意味が分からなかった。
dt「(なんで急に…あんなこと。)」
dt「……変に期待…させないでよ…。」
胸の奥が、少し締め付けられる。
dt「(あの時の約束…)」
dt「……まだ」
dt「覚えてるのかな」
淡い期待を抱いてしまう。
dt「いや、そんなこと…ないか。」
dt「……」
dt「(……ないよね)」
首を振る。
dt「…行こ。」
屋上へ向かう。
nb side
屋上の扉を開ける。
sk「あ!やっと来たおっそーい!」
ab「もう食べはじめてるよ〜」
iw「何してたの?」
nb「あー…ちょっとな。」
軽く流す。
dt「ごめん!遅くなっちゃった。」
少し遅れて涼華が来る。
iw「宮ちゃんやっほ〜」
sk「何してたの〜?」
dt「ぁはは…ちょっと…ね?」
何でもない会話。
なのに。
無意識に、目で追う。
nb「……」
一瞬、目が合う。
ほんの一瞬。
nb「(……やべ)」
nb「(何話せばいいんだよ)」
軽く逸らす。
sk「昨日の花火やばかったよなー!」
iw「めっちゃ綺麗だったね。」
ab「写真撮ったよ」
阿部ちゃんがスマホを見せる。
dt「あ、見せて」
涼華が会話に入る。
nb「……」
近くにいるのに、
いつもみたいに声が出ない。
dt「……あ、そうだ」
ふと思い出したように、涼華がカバンを開く。
dt「はい」
差し出したのは俺用のお弁当。
nb「……」
一瞬、手が止まる。
nb「(……いつも通りだろ)」
nb「(なのに、なんで——)」
指先が、少しだけ迷う。
dt「……翔太?」
nb「……あ、悪ぃ」
受け取る。
nb「……ありがと」
少しだけ遅れて出た言葉。
dt「……うん」
ほんの一瞬だけ、間ができる。
fk「いやその間なに?笑」
iw「初めて貰った反応してるけど…笑」
ab「もー毎日でしょそれ」
nb「…うっせ。」
少しだけ強めに、短く返す。
nb「……」
弁当を開く。
一瞬だけ、視線が止まる。
nb「(……ずっと、これだったのに)」
当たり前に隣にいて、
当たり前に渡されて、
何も考えずに食ってた。
nb「……」
nb「(なんで今さら)」
胸の奥が、少しだけ重くなる。
nb「(こんな意識してんだよ)」
dt「……どうかした?」
nb「……別に」
短く返す。
でも——
nb「(別に、じゃねぇだろ)」
nb「……」
少しだけ迷う。
nb「その…」
nb「いつも、ありがとな。」
dt「…は?」
ab「えーなになに?!翔太がデレてる?!」
sk「明日…雨降る?」
nb「うるせぇよ!」
俺も少しずつ、動き出す。
mm side
kj「はよ来てや2人ともー!」
ru「もー康二くん早いってー」
kj「はよしなお昼終わってまうで!」
康二が屋上で食べたいと言い出し、
3人で階段を駆け上がってく。
ru「どうせみんないるって」
kj「見てみな分からんけど…」
康二が勢いよく屋上の扉を開く。
kj「おったー!!」
ru「もーだから言ったじゃん」
kj「めぃめい早く!」
mm「康二が勝手に走ったんでしょ…」
そのまま3人で入る。
iw「騒がしいのが来たな笑」
sk「ま!賑やかでいいんじゃね?笑」
kj「皆さん昨日ぶりです〜!」
ru「花火見れました?」
康二達が自然に会話に入っていく。
mm「……。」
ゆっくり全体を見回す。
視線の先には翔太くんと涼華さん。
mm「(距離は近い…けど)」
交わりそうで交わらない2人の視線。
mm「(きっと何かがあった。)」
なんとなく分かる。
mm「(でも)」
mm「(今はまだ)」
歩み寄る。
mm「お疲れ様です」
dt「あ、目黒」
mm「隣、いいですか」
dt「え?あ、うん」
自然に座る。
nb「……」
視線が刺さる。
mm「(分かりやすい)」
でも気にしない。
mm「何食べてるんですか」
dt「えっと、今日はハンバーグかな。」
mm「いいですね」
会話は自然に。
何も変わらないように振る舞う。
ほんの少しだけ涼華さんを見る。
mm「(焦らなくていい…。)」
mm「(やっぱり翔太くんは動いた。)」
目を伏せる。
mm「(それでも__)」
mm「(隣を譲る気はないけど。)」
誰にも聞こえない心の声。
静かに会話に溶け込む。
続く▶︎
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