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※ご本人様、関係者、事務所等一切無関係の非公式
※晒しなど外への公開は禁止
伏字は使用していません。
視点は表記なく入り乱れたまま連ねており、擬音も多数使用しています。おそらく見にくいただの自己満妄想なので誤字脱字や解釈違いなどご了承ください。
▶ R18 濁点 (攻め微濁点) ◀
拘束要素があります。
会話のみ短編集の彼らと同じ世界線。
行為はありませんがknhb要素があります。
そこそこマニアックに仕上がってます。
あとおそらく過去最長です。
上記意味のわからない方は閲覧をお控えください。
泣かせたい
やだ、だめ、やめて、
奏斗は全く泣かない。や、泣くんだけど、
すき、きもちいい、もっと、
や、もちろん興奮するしえぐえろいんだけど、
なんていうか、
泣かせたい
攻めるにしても受けとめるにしても、いつも奏斗の精神は俺よりずっと上だ。別に、悔しいとかじゃない。ただ、わかんない。奏斗がいやいやしてるところが見たい。なんだろなこれ。
「ん、ねみ」
ソファにだらしなく寝っ転がってスマホをいじっていると、空いてるスペースに座って同じくだらけていた奏斗がボスっと胸に飛び込んできて呟く。
「あは、ばぶやね、寝る?」
「んん、ひばは?」
「俺は……」
まだ、と言おうとして口を閉じる。胸の上で顔の向きを変える奏斗のつむじが動いて可愛い。奏斗の匂いがする。目は閉じてんのかな。可愛いかわいい愛おしい。
「ひとり寂しいん?」
「ん、や……だいじょぶ、寝る」
ゆっくり上半身を持ち上げぽやぽやとした表情で見つめられて、ぐっと顔が近づく。あ、これ、ちゅーだ。
「ん」
「おやすみ」
「んんおやすみ」
のっそりと起き上がる奏斗の体温と重みが体から離れ、そのまま両足を引きずるように寝室に向かう様子を眺める。
あー
泣かせたいなぁ
いやだいやだと眉を下げて涙目で訴えてくる奏斗がここ最近ずっと見たくて、脳裏で必死に想像する。
見たい、
見たい見たい
「……」
ん、眠い、なんか……重、いのと、あ、雲雀だ。雲雀の、匂いがする。
「ん、ひ、ばり……」
あれ、なんか……
いつも通り抱きしめようとするが両手が動かない。夢うつつに薄ら目を開けると、いつも通り隣にいる雲雀がぼんやりと浮かび、少しだけ安堵の息を吐く。
「ひば……、?……ん、ぁ……れ」
動かない両手にしぱしぱと瞬きを繰り返し、上半身を少し捻って自分の背中側を確認すると、両肘から両手首までびっちりと黒い革でまとめられていた。
そういう、拘束具……?だよな。
「ぇ、なん……」
「んっふ」
意味もなく身じろぎ、自由にできる部分でぐーぱーをしながら寝ぼけた頭で考えていると、我慢できずにもれてしまったような笑い声が聞こえる。視線を戻すとうつ伏せで枕に頬を埋め、目を細めて妖しく微笑む雲雀と目が合った。優しく揺らぐ雲雀の瞳は少し伏せられた瞼の奥でぎらぎらとしていて、明らかにそういう目。
「ぇ、ちょ……これ、おま……趣味、えぐ」
「んん、巻いてるとき、やばかったんよ、おまえ……黒革似合いすぎね」
よいしょ、と片手で上半身を持ち上げて向かい合うように転びなおす。ざっくり身にまとっている上服を捲りあげ整えられた腹筋を撫でて、奏斗の胸に顔を寄せる。
「ちょ、髪……こしょば、」
寝起きのくせにどくどくと強く速く鳴っている心臓の真上に音を立てて吸いつくと、小さく吐息をもらして、ばかと呟く奏斗に息が上がった。
「……やんの?」
「……」
状況を確認しようとしてくる問いかけに少し顎をあげ、上目でじっと奏斗の目を見据える。その瞳は微々たる困惑で揺れ動いていて、ドクンっと心臓が跳ねた。
ちゅっと胸の中心部分に吸いついてそのまま吸いあげる。唇でぱくぱくと食いつき心地いい感触に何度も何度もころころと舌で転がした。
「っ……ん、ふ」
気持ちいいというよりかは、くすぐったい。
視線を向けると雲雀の長い睫毛と整っていて引き締められた表情が目に入り、健気になにも出ないところに吸いついて離れない情景に腰がグッと重くなった。
「ン……っ、ひば、り……」
両膝を擦り合わせるように、わかりやすくもじもじと体をくねらせる奏斗はいつも通りいやらしくて可愛くて、それに応えるように雲雀の息もわかりやすく乱れる。
「奏斗」
すっと起き上がった雲雀に上半身を引っ張られ、後ろ手にまとめられ自由のきかない状態と、しっかりとした体格のせいでお互いもたもたと体勢を整える。
下半身をさらけ出されて四つん這いにされ、まだぼんやりとした頭で突っ伏しそうになると、ぐいっと肘を引っぱられ奏斗の眉は少し歪んだ。
「そのまま、あげといて」
「……ん」
「ぐちゃぐちゃにしたげる」
ピタと無機質な感触のものが宛てがわれ、しっとり潤う感触と共に体の内側に押し込まれて、ぞわぞわと鳥肌が立っていく全身に身震いする。
「え、なぁ、な……に、雲雀っ」
「なか、濡らすから」
いわゆる注入式というやつだ。たっぷりと潤滑剤で包んでつぷつぷと差し込んでから中身を押し出すと、両足をがくがくさせながら小さく喘ぐ奏斗に口元が緩んで仕方ない。
「なか濡れて感じんの」
「っ、言う、な……って、」
はふはふと息が荒くなり未だ僅かに震えている奏斗の足を片手で支え、簡単に指を飲み込んでいく内側に背筋が引きつる。きゅうきゅうと中指を包み込んでくる内壁を広げるように薬指を追加して掻き回すと、控えめに声をあげて感じる背中をまじまじと見つめた。
「ん、ねぇ……ひ、ば、ぁっ、」
何が言いたいのかは目に見えてわかる。焦れったいんだろう。いやらしく可愛くおねだりする奏斗も嫌いじゃない。でも今日は。
違う、
そうじゃないんよ
「奏斗、」
「んっぁっ、ああぁ、あ!ぁぅっ、ぁー、」
わざと音を立てるように指を抜き差ししながら関節を折り曲げると、いつも通り艶やかな声で泣いて悦ぶ奏斗に心臓を持っていかれそうになる。気持ちよさそう。
全く触れずに放置されている性器は限界まで持ち上がっていて苦しそうだ。奏斗もめちゃくちゃ興奮してる。
「ぅんんっ……あっ、ぇあぁっ、ん__あっ!な、か……ぁっ!ぃ、く……雲雀、いくっ、」
「……」
「ぁっ、あ__?……え、ぇ、ぼく……いっ、?」
ごりごりと指でえぐっていた部分を緩く撫でるように行き来すると、ちゃんとイけなかったのか、戸惑う声色に笑みと共に思わず息がもれた。ぷつぷつと少しだけ溢れた白い液体も心做しか寂しそうで口元がどんどん緩んでいく。
「気持ちよかった?」
「えっ、ちが……、いま……えっ、__ぁああ!あっ、ぁっ、んん、あっ、ひ、ば__りっ、」
再びぐちゅぐちゅと内側をえぐりながら抜き差しすると、すぐにまた震えながら悦ぶ奏斗が可愛くて可哀想で、このままめちゃくちゃにイかせて貫いてしまいたい気持ちがじわじわと押し寄せる。
「あっ、んぁあ!……きょう、ぉま……な、に……__あっ!ぅんん゙、あっ、」
「いっぱい気持ちいいことしよ?かなと」
「んぁ、ぃ……また、いく、いく……」
さっきと同じ、イきそうになると優しく撫でる、その繰り返し。何回も何回も。甘くイく度に少しずつ溢れ出る液体がじわじわとシーツに染みをつけていく。
ぐちゃぐちゃと掻き回す度に色気を含んだ綺麗な声をあげてぐいぐいと腰を落としてくる奏斗の動きがめちゃくちゃにえろい。
「んっ___ッ!ぁ、は……ぇあっ、なに……なん、れっ、あっ!ぁうう、あぁっ、あっ!んんんっ!……ひ、ぁりぃぃ、」
「ん?ちゃんといってるよ、奏斗」
「ぇああっあっ!ぁー、あぁぁっ、んぁっあ!」
言われた通りに上半身を支えるも、頭は支えられず奏斗はがくんと首を倒して震える。喘ぎっぱなしで口も閉じられず、ぽたぽたと唾液を垂れ流しているせいで、呂律がまわらない。
「えあぁ、ひぁり……やぁ、も……」
「……」
や、というたった1音にひと際大きく心臓が跳ねる。目は奥からキリキリと血走って、脳みそが揺れ、吐き出した息が震える。
あと、ちょっと
さらに音を立てて中をえぐる。ごりごりと前立腺を押しながら、行き来するように豪快に。
「ああぁあっ__ッ!、やっ、ひぁりっ、ぁー、あぁっ!や、ゃら!も、いやっ……それ、やっ__」
「……奏斗、かなと」
ぐっと体を寄せて、奏斗の顎を支え顔を覗き込む。何度も何度も想像した、眉を下げてうるうると瞳を潤わせ、これ以上はいやだ、やめてほしいと表情で訴える、奏斗の泣き顔。
「んっふ、やぁば……おまえ」
「んんんっ、ぇぁ……ん、や……」
口から垂れ流される唾液を飲み込むように食らいつき、じゅるじゅると音を立てて舌を巻き込むように吸いついて絡めとる。はむ、はむと唇を動かして悦んで求めてくる奏斗が可愛くて仕方ない。
もっと、
もっと
ちゅぱっと音を立てて離れ、同じように内側をえぐる。がくがくと上半身を小刻みに揺らして、いやだ、やめてとやらしく泣き叫ぶ奏斗の奥まで、きゅうきゅうと絡みついてくる内壁を指で何度も行き来した。
「ぅ゙んん!……やっ、雲雀!雲雀ぃぃ゙……や、だ……ぁああ゙!ぃ、や……も、やめ__ぃぐ、い゙きたぃぃ、ぁ゙っ、」
「いいよ奏斗」
「あっ!ぁああっ、ぁ゙っ!んんっ、やっ、いく……ぃ、く……も__ぃ、ぁっ_____ッ、ゃ゙ぁあぁ!ぁ゙ー___ッ!!」
長くて止まらない吐精の感覚に後頭部が痺れて息ができない。内側を擦られ続けて中でイくのも止まらない。いつまで続くかわからない強烈で甘い刺激に、見開いた目は瞼の動きに反して閉じるように上を向いていく。
「ぁああ゙、ぁ、ぇ゙あ……ぁ、」
「奏斗、奏斗」
はふはふと息もままならない状態で再び唇を吸われて、めちゃくちゃに絡む舌に眉を寄せる。涙で視界は歪んで雲雀の表情はぼんやりとしていてわからない。
そんな視覚とは違って、乱れる呼吸と雲雀の甘い吐息が耳に直接響き聴覚が刺激を受け取る。酸欠状態で痺れる頭で考えても興奮しているのが伝わった。
雲雀が、
雲雀が
僕でめちゃくちゃになってる
「んんぐ……ぁ、んむ__ッ、んっ!んん……」
同じように音を立てて口の中もぐちゃぐちゃにされ、苦しさと気持ちよさで頭から腰まで貫かれるように甘く痺れる。荒いままの呼吸と色っぽい吐息をもらし離れていく唇が名残惜しくて無意識に追いかけると、下半身にぴたっと当てられる重い質量と感触に全身が震えた。
「あっ、や……やだ、雲雀っ、待ぁっ、い、ま……だめ、ひばりぃ、待っ__いやいやいや!」
必死に首を左右に振って体をよじり、ほとんど動かない顔で限界まで振り向いて視線を送る。
「……奏斗」
目が合った途端、乱れた呼吸は一瞬で喉の奥に吸い込まれていく。小さく眉を寄せて肩で呼吸をしながらこちらを見つめる瞳は据わっていて鋭い。自分でここまで高揚していると理解した瞬間に体温が一気に上昇した。
びっちり固められた腕が震えて革がみしみしと音を立て、頭が冷静に状況を把握して息が乱れる。
「あっ、だ……め、ひばり……待っ__やっ、だめっ!___ぁああ゙、あっ、」
「大丈夫よ、なかぐずぐず」
雲雀が、
ひばりに、ぉれ……
グッと分厚い部分を押し込まれ、足先から太股までびびっと痙攣するように力が入る。ぐいぐいと広げられる感覚と潤ったまま音をたてる内側にとてつもなく興奮して、がくんと上半身が崩れ落ちた。
「ひっ、ぅぅ……ゃあ……ぃ、くから、雲雀……ひばりぃ、ぉねが……待っ、て……」
右肩と頭でなんとか上半身を支えながら訴えてくる奏斗の瞳は紛れもなく怯えを表し揺れていて、興奮で背筋が震える。
そこまで出来のよくない頭が脳からの伝達事項を理解する前に、重くひと突き、奏斗の閉じられた奥の入口まで届くように体をくっつけた。
「ん゙っ____ッ!!ぁぁ゙あぁっ!___や、ぁああっ、」
「ん゙っ、……かな、と」
断続的にびくびくと震えながら、引き絞るような声で喘ぐ奏斗の内側は、引きずり込んでは押し返すように収縮を繰り返す。それがまるで早く擦れと言っているようで、止まることなく腰を揺らした。
「あ゙っ、___ッん、あぁぁ゙!やっ!、ひ、ば__ッぇ゙、ああっ、あっ、だ、め……いっ__、た!ぃっ、た……からぁあっ!ひぅぅ゙、」
「かなとぉ、……」
中でイかされ快感を手放せないままに奥を突かれ、内側をえぐって行き来する甘すぎる刺激に、再び目が瞼の裏に隠れようと上下する。ぴくぴくと震える手を包むように撫でてくる雲雀の手を、奏斗は無意識にきゅっと握った。
「んぅぅ゙っ、ぁ゙っ……ぃ゙って、る___んっ、ひば、りっ、あぁあ゙!や、だ___ッ!ぁ゙、」
やだ、だめ、やめて、のテンプレートでうわ言のように喘いでいき続ける奏斗にくっつくようにして再び覗き込むと、気配を感じて控えめに顔を向けてくる仕草に心をぎゅんっと掴まれる。
興奮が冷めないままに見つめ合うと、潤んだ瞳が瞬きでしずくを押し出して、頬に吸いつかれ耳に吐息がかかった。
「ひばり、すき……すき、ん……すきぃ、これ、いや……ぎゅってしてぇ、から……はず、して、」
「……やっぱ、えぐい……おまえ、」
かっこよさも、かわいさも、どうやったって一生敵わない。甘い言葉で誘惑されると導かれるように言うことを聞かされる。
みしみしと音を立てて革を解き、ぐったりと手をついて上半身を支えながら乗っかってくる奏斗の背中を支える。途端にぎゅっとしがみつかれて伝わる体温が心地いい。
「ん、……っ、いやいやしてる僕、かわいかった雲雀?すき?」
「うん、けど別に……いつもすきよ」
「……、」
奏斗が、
「照れ……るん、そこで」
「さらっと言うから、惚れんだって__んっ、」
ふと、未だに硬く張って頭を持ち上げている性器の裏側部分をつぅっとなぞられて小さく腰が跳ねる。
「ここ、まだいきたいよね?いいよ奏斗」
「あっ、えあ!待っ__ぉ、まえもまだ__」
ぽすっと抱えたままにベッドに沈ませて、片手で包み込んで上下に擦ると、可愛い悲鳴をあげながら再びやだやだと叫んで制止を訴える。
「ぅん?」
「ひばり、雲雀、も……いっしょがいいって、おく……ほしい、から……ね、雲雀……ひばりぃ、」
「__っから、えぐいぃ!」
「んっ♡」
まあ、やったということはやり返される覚悟はもちろんあったということで、
ベッドの上で自主的に正座しつつ、相手の反応と降ってくるであろう言葉をとりあえず待つ。
「おまえ性癖どうなってんの、びびるってまじで」
「えっとぉ、やぁってさ……おまえいつも余裕じゃん?泣かせたいなって思ったの!」
「はい、んで?」
「泣き顔すんごいかわいかった」
「コノヤロウ、チゲーダロ」
ガシッと片手で頭を鷲掴みにされて、吹き出しそうになるのを堪え、下目にじとっと見つめてくる奏斗の視線に、あ、やば、とびくびく見つめ返す。
「ごぉめんって」
「……、覚えてろよオマエ」
すっと、離れて寝室を出ていく奏斗の耳が真っ赤に染まっていることに、雲雀が気づくのはこの話ではない。
どんなアブノーマルな仕返しをされるのかと脳をフル回転させパンクしそうになっている雲雀に、奏斗の声はミリも届かなかった。
「くっそあいつ、攻める時まじドSで、」
「かぁっこよ」
________
ありがちなやつ。
なんとか泣かせられたんじゃなかろうか。
srknシチュに引っぱられてエスカレートしたものがこちらです。読み返して似すぎちゃったことに気づきました。※数箇所修正入れました。