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「…流石は異世界から飛び込んできた監督生さん、ですねぇ」


ゴーストを見てはしゃぐ私の姿に学園長は面白そうに微笑しながらもぽつりと呟いた

まあ当然私には聞こえなかった訳だが




昨日学園長から渡された制服を着て自室から出てくると玄関には学園長が立っていた


「学園長、おはようございます」


「おはようございます。瑠奈さん」


なんで中に居るんだ、と驚きながらも学園長と挨拶を交わす


にっこりと穏やかにと喋る学園長に対して私はぐったり

昨日突然グリムがここに乱入してきてなんやかんやで私の帰り道が見つかるまで一緒に住まわせてもらうことになった。


そしてなぜ私はぐったりしているのかというと今朝、グリムから学園長が用意して下さった朝ごはんを死守するのに必死だったからだ


サラダ以外グリムに全部食べられた事、多分一生忘れないと思う。


そんな事を知らない学園長は軽快に口を開く


「さて、先程お願いした通り今日は私の補佐をお願いしますね」


「はい」


朝ご飯を届けに来てくれた時、私には先生等、授業のお手伝い。

グリムには学園で働くゴースト達のお手伝いをお願いされた


今日は入学した新入生の書類のなんとかで手伝って欲しいのだと言う

最初は「そっちの方が楽そう」と言って駄々を捏ねていたグリムだが、学園長が仕事内容を説明をしたところ何も言わなくなった

グリムわかりやす(((


私はこの後少し用があるので先に向かっててくくださいね、と言い残し学園長は寮を去っていった



グリムと一緒にメインストリートを歩く

すると、7つの銅像が見えてきた



その銅像の姿に見覚えがあるのは気のせいであろうか

グリムは興味津々という様子で銅像の周りをぐるっと1周する


「全員強そうなんだゾ」


「見た感じ?誰だか知らんけど」


「ハートの女王をしらねーの?」


振り向くとにこやかと人当たりのいい笑を浮かべた少年が立っていた

赤色の瞳に、左頬に描かれたハートのスートが目を引く


「オマエ、こいつらが誰だか知ってるのか?」


グリムはその人の話に乗ったようだ

2人が話している最中、自分は石に彫られた説明を読む


『ハートの女王』


…へ〜(反応薄っ)


ま、いいや早く学園長の部屋行かなきゃ

確か1番上とか言ってたっけ。とりあえず行こっと


そう思い、グリムと銅像の事は後にした

お手をどうぞ、かんとくせー

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