テラーノベル
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翌月曜、ttは出勤したものの、午前のうちには帰ってきてjpを見るなりポロポロと泣きだした。
心配になったjpが翌日は送って行ったが(休むよう説得したがttが聞かなかった)、同じようにまた早退して帰ってきた。
そんなttを見て憂慮してくれた上司の計らいで、しばらくの休暇をもらうことになった。
調子が良ければjpと共にya達の家に行ったり、二人家の中でゲームや雑談をしながら過ごした。
この時のttは少しだけ元気がない程度のttで、それなりに笑うし冗談も言った。
反動なのかその翌日はダメな日で、一日中静かにjpにくっついているかと思うと突然すすり泣いたりした。
「見守るしかできないですよ…」
ttが泣き疲れて眠っている間に、noに電話した。
人の心の機微に敏感で医療者でもあるnoに、自分がttのために何ができるのかを相談したかった。
2年前。jpと別れ傷心していたttに寄り添った経験のあるnoだが、それは黙ったままjpの話を聞けば、確かに思い当たる事があった。
おねがい
いかないで…
一緒に眠った夜、うなされていたtt。
あれはjpへの言葉だと思っていたが、母親へ言えなかった叫びだったのかもしれない。
いや、その両方か。
幼少期の孤独とjpとの別れが重なっていたんだろう。
jpには言えない事なので、先のようにアドバイスした後、最後に付け加えた。
「他の誰でもない、jpさんがそばにいる事が一番です」
電話を切り、目を閉じる。
知らなかった、ttさんの孤独。
出会った頃から、それ以前から、ずっとずっと、弱さをひた隠しにしていたんだ。
あの優しさは見捨てられる痛みを知っているため。
あの強さと前向きさは、誰かの手を煩わせないため。
声が大きいのだって、褒めて欲しがるのだって、自分を見てほしいからなんだろう。
そしてあの時僕に身を委ねてくれたのは、必死で居場所を探していたのかもしれない。
気丈で凛とした、でもそれ以上に哀しい人だと、noは思った。
…
jpは寝室のドアを静かに開けた。
息をしていないのではと思ってしまうほど静かに眠るttは、目の周りを赤くしていた。
その小指に光るリングは少し緩くなっている気がする。
ttは、食事も喉を通らないようだった。
このまま消えてしまうんじゃないか。
不安を胸に、noの助言通りに静かに見守った。
…
死んだら良かったのに
tt、もっと反省して
みんなttから離れてくね
もうお前とは一緒にいれない
邪魔なんだよ
ここで殺してもいいんだぞ
あんた産んで無駄やったな
…死んだら良かったのに───
ttを抱くようにしながら寝息を立てるjp。
その横で目を開けたttは天井を見たまま、静かに涙を落とした。
コメント
5件
本気で泣ける🥲リアルの⚡️さんと重ねちゃいけないんでしょうけどリアル過ぎる
うわあ😢なんか⚡️ママが⚡️さんの呪いみたいな物になっちゃってるのかな😭凄く可哀想でぴえんになる…