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コメント
5件
キス前の言葉好きです❤️
躁タイプttさんきたのとっても嬉しい🥺
休暇も終わりに近づいてきたある日の夕方。
みんなで開発しているPCゲームについて、yaから連絡があった。
yaとurの作業は完了し、テストプレイも済んでいる。
jpの最終チェックをクリアできれば、ストアに申請を出してリリースするだけだと。
前々から言われていたことだが、ttのこともあり停滞させていた。
少しだけ焦りがあったが、今は何よりもttのそばにいたい、 そう思いながらスマホを閉じ、何度目かわからないため息をついた。
ttがあんな状態になってから数週間。
明るく優しく見守り、いつも通りの自分で接してきている。
ttの回復を急かすわけではないけれど、少しだけ息のしづらさを感じる。
ttが甘えられるのは俺だけだから、俺がしっかりしないといけないのに。
そう思ったときに後ろで物音がして、振り返ると眠っていたはずのttが後ろに立っていた。
「あ、tt起きた?」
「電話誰やったん…?」ギュ
腕に抱きついてきたttは調子が悪そうだ。
まるで子どもみたいだ。
子どもの頃に与えられなかったものを俺に求めているような。
そんなttも変わらず愛おしかったけど、強くて前向きなttにはもう会えないかもしれないと思うと、胸が痛んだ。
「…jp…?」
上目に見てくるtt。
jpは明るく笑うと、なんでもないよ!と頭を撫でた。
「tt、乾いたよ」
相変わらず入浴もヘアドライもjpに甘えていたtt。
ttはされるがままで、眼帯を握りしめて俯いていた。
「先にベッド行っといて。俺もすぐ行くからね。それともここにいる?」
jpが顔を覗き込むが、床を見つめているttは何も言わない。
気づかれないようまた小さく息を吐いたとき、ttがわしわしと髪をほぐし、いきなり立ち上がった。
「……ぃよっっしゃぁ!!!!」
「!?」
マンション中に響いたかと思う突然の大声に、jpはよろけてしまった。
ttは眼帯を付けると、壁に背をつけたjpに振り返った。
「jp!世話になったな!もう大丈夫や!」
「…」
「落ち込むのは終わり!いい加減受け入れんとな!考えてもしゃーないことや!」
「大事なのはこれからどうするか!前を向くぞ!」
キラキラと輝く笑顔と大きな声。
圧倒されて固まるjpに近づき見上げると、強い眼差しを見せた。
「jp、ありがとな。心配かけてすまんかった」
「お前のおかげや」
「…tt。 無理しなくていいんだよ?」
「大丈夫。お前がいる。yaくんにurにnoさん。お前の父さんと母さんも。」
「俺は1人じゃない」
「…うん」
「たまに落ち込むことがあるかもしれん。その時はまた甘えさせてや」
「落ち込む時も、落ち込んでない時も、もっと甘えていいよ…」
「だってずっと一緒。離れないから」ギュ
「…ありがとう」ギュ
「愛してるで、jp」
「…tt〜〜!」
「おーよしよし。じゃ、次は俺がお前を甘やかしたる!何してほしい?」
「ぇ…」
jpは少し考えるとピンと来た。
ニヤリといじわるな顔をしてみる。
「…キスして?」
「ずっとしとったやん」
「甘えてキスしまくってくるttも可愛かったけど、強くてかっこいいttにもキスしてほしい」
「なんやそれ!」
「…ほら、口閉じろ」
ttはjpの顔を引き寄せると、唇にそっとキスをした。
「…満足か?」
「…これは甘えん坊のttと同じキスだよ笑」
「うるせ!」
「ほら寝るで!」
「待って!俺の髪乾かしてよ!」
「お!まかせろ!」
ttが戻ってきた。
強くて意気軒高な、jpが憧れたtt。
わしわしと髪を撫でるttの手に、jpは嬉しそうに頬を緩めた。