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ネコの退屈
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⚠️嗚呼、推しの口調が難しい!
内容、意味不明です。申し訳ございません。
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どれだけ、声を張り上げたんだろうか。俺の声じゃ、届かないのかな。
「まよ、るちゃ、ん、」
俺は気づいたら、港まで来ていて座り込んでいた。遠くの方で、江戸で使われている船よりも大きな艦隊が浮き上がっていた。
無力、だなぁ。
目が熱い、何かが流れてる。
あぁ、俺は泣いてんのか。
君の笑った顔が見たい。
一緒じゃなくてもいいから、俺の帰る場所になって欲しい。
「何してんだ?んなとこで、」
後ろをむくと、旦那たちが立っていた。
その後ろには江戸ではあまり見かけない人たちも立っている。
すると、肩に猫とネズミ(?)を乗せた青年が俺の方へやってくる。何処と無く、彼女の面影がある。
「あんたは、」
青年は優しく俺に笑顔を向けて、言った。
「俺は、城田真昼です。あなたが、山崎退さんですか?」
「…は、ぃ」
掠れた声で俺は返事をした。
真昼、と名乗った彼は、水の入った水筒を差し出して水をくれた。枯れた喉に水が入る。
飲み終わると、真昼くんはにっこりと笑う。
後ろには、局長たちもいた。
「俺は、あの子をわかってあげられなかったんです。」
真昼くんは、悔しそうに言った。
「真夜が俺になぜ、真選組や万事屋のことを教えてくれなかったのか。」
「それは、俺たちとあなた達で線引きをするためだったんだって最初は思ってたんです。」
「でも、違った。真夜はあなた達が大好きで大切で離れて欲しくなくてそばにいて欲しくて、俺たちに言わなかったんだって。」
今頃、知ったんです。馬鹿でしょう?
真昼くんは泣いていた。
俺よりも泣いていたんだ。
その泣き方が、真夜ちゃんにそっくりだった。
後ろにいる旦那たちは下を向いていてどんな顔をしてるか、分からない。
局長たちは、泣いてなかった。そこには絶対に真夜ちゃんを助けるって顔をしていたんだ。