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これは完全創作、短編集です。
苦手な方、見たくない方は、
直ちに閉じていただいても構いません!
見てやってもいいかなと思う方のみ見て言ってくださいな!
あ、色んなジャンルあります。1部グロ、Hがあります
ある時は多分注意を出しときますので安心を!
(もしかしたら忘れてるかも?)
では本編スタートです!
碧 …高校1年2組
粗衣…高校1年2組
今回のストーリーは主にこの2人しか出ません
(モブは出るかも)
「じゃあね…粗衣くん」
別れは一瞬だった。
「ねぇねぇ」「粗衣は好きな人いるの?」
僕は急な質問に戸惑った
「い、居ねぇよ」「まず、興味ねぇよ」
嘘だ。いや、嘘では無いかもしれない
女の人は嫌いでも好きでも無いし…けど興味があるかって言われたら少しは興味あるかもしれない
「そうなんだ~」
碧は少し意外そうな顔をした。
「まぁ、粗衣はモテるからね。」
僕はドキッとした。
僕がモテる?
そんな訳ない
「ん?そうか?」
「うん!」「可愛くて、カッコ良くて~」
「いや、矛盾してないか?!」
「頭良くて、運動神経もいいし!」
碧は僕にこんな凄い印象を持ってるんだな
碧はまだ僕の良いところを出している
流石に言い過ぎだろと突っ込んだら
「だって〜」「ほんとの事じゃん」
と言われた。
「ほんとに碧は…」
「すごい正直で、人のいい所を沢山見つけられる…天才だな」
すると、碧は顔を赤くして少し涙目になりながら「ありがと…」と言った。
「え…なんで泣いてんだよ」
「なんかごめんな」
急に涙を流した碧に戸惑っていると
「…ごめんね」
「私、褒められるの初めてで…」
「す、凄く…嬉しい」
碧は涙ながらに話を続けた。
「私…私ね」
「虐められてたの」
僕はビックリした
僕の知ってる碧は大人しく皆に仲良く好かれるタイプだ。まさに、非の打ち所が無いような人だ。
虐められるなんて信じられなかった
「な、なんで…?」
「前の学校での話…聞いてくれる?」
「もちろん!」
正直、怖かった。
この話を聞いた後に印象が一瞬で変わるかもしれない。さらに、他人の過去に踏み込んだら最後戻れないような気がした。けど、聞いてみたいという好奇心もあった。
そして、碧の悲しい物語が始まった。
イジメが始まる20日前
碧はとある女の子と仲が良かった
放課後
「ねぇねぇ、碧ちゃん!」
「一緒に遊ぼうよ」
彼女の名前は春《はる》
明るくておっちょこちょいでお人好しで…
でも、何をしてもダメな子
春と真逆な存在が私(碧)だ。
「ごめん、今日は勉強しなきゃ」
受験の日が近づいている
もうすぐ卒業の時期だ
だからこそ、みんな最後の追い込みに取り掛かっている。
「え〜」
「私は勉強が嫌いだから先帰るね」
春はこんな大切な時期にもかかわらず勉強をせず先に帰って行く。
毎回こうだから、先生も生徒も誰も止めない
「大丈夫」の一点張り
先生から頼まれて私も説得しようとしたのだが「自分の自由でしょ」と言い返された
「まあ、本人が言うなら良いのかな…」
「おい!」「碧、何ぼーっとしている!」
考えてたら先生に怒られてしまった
「すみません」
「珍しいな、お前がボーっとするなんてw」
そうだ、私は優等生でなきゃいけないんだ…
そうしないと…そうしないと…っ
「勉強時間終わり!」「さっさと帰れ!」
先生がいった。
「早く帰ろ…」
急いで帰りの準備をし、教室を出た。
その時、悲鳴?が聞こえた
「え…?」
碧は目の前で起きている事が把握出来なかった
それは、
先に帰ったはずの春がびしょ濡れになって、倒れていた
「は、春…!!」
私は春の体に駆け寄った
幸い息はしているようだ。
「一体誰が…」
そしてその存在…そして後に再会する人物を見てしまう
(第2章) まさかの正体
見た、いや、見てしまった…
春をイジメた人物
そして後に再会する重要人物…粗衣と
「やあ」
「優等生ちゃん♡」
碧は信じられなかった
目の前の光景
突きつけられた真実
そして…犯人
全てが信じられない