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1/21、解散が発表された。
俺は自分が脱退しても彼奴らはずっと夢を追って活動するって思っていた。
こうなるなんて想定外だった。
ymd「全部俺のせいなんだ…」
いつも我が儘言ってごめんなさい…。
嘘ついてごめんなさい…。
問題起こしてばっかりでごめんなさい…。
何の役にも立てなくてごめんなさい…。
自分勝手でごめんなさい…。
頭悪くてごめんなさい…。
涙一つ出なくてごめんなさい…。
俺なんて…俺なんて…生きてるだけで罪だ…。
生きていてごめんなさい…。
ymd「あぁ…もうどうでもいいや…」
せいはいいな、父親の顔を知らないし、高校にも通えて、母親から必死に守られて…。
ピンポーン
せい「兄ちゃん、これ、差し入れ…」
せいが妬ましい…高校行かずに必死に金稼いでた俺よりも大切に育てられていて…。
父親の顔を知らないから両親二人とも失う辛さを体験しなかった。
ymd「要らねえよ!散々親のこと俺に任せて高校行ってたくせに今更弟面すんなよッ!」
せい「確かに親のこと全部任せきりだった…でも母ちゃんが最後に言い残してたのは『ymd、幸せになってね…』って兄ちゃんのことだったよ…」
ymd「…!…今日は帰ってくれ…。」
せい「わかった…。」
なんだよそれ…。
迷惑かけといて幸せになんてなれねえよ…。
…俺が今したいことってなんなんだ?
金、は母ちゃんのためだった。
高校、は今更だし志望校とかもなかった。
女、はストレス発散してただけだ。
彼奴らと一緒にいること…?
それかもしれない。
確かに脱退前の活動は楽しくて幸せだった。
決めた。彼奴らの解散までは配信も動画も全部見て、応援する。
本当は解散ライブにも行きたいけどチケット当たるか分からないし俺が来ると調子狂うかもしれないからやめとこう。
解散ライブが終わったら…。
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