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〖そうですね。ふふっ。〗
〖幹部様、僕は仕事がまだ多数残っているので。〗
〖失礼します。では。〗
【またな!】
〖はい。〗
「何があったんだ…。」
「え、幹部様と甲斐田さん。」
「あんなに仲良かったの!?」
「え、え?」
「落ち着けよ。」
嫌われている訳では無かったのか。
怒っていたのも。
僕が、嘘と気づかずに、
幹部様の命令と有れば。なんて、
不謹慎な事言ったからだったのか。
まぁ、良かった。
【甲斐田ー!】
〖はい。どうしました?幹部様。〗
【今日の任務。俺甲斐田と一緒やから!】
【よろしくな!】
〖よろしくお願いします。〗
【おう!】
〖幹部様は、何故マフィアに?〗
【あー。】
〖あ、答えたくないのなら大丈夫ですよ。〗
【にゃははッ。】
【全然えーよ!】
【んー。俺がマフィアに入った理由かー。】
〖はい。〗
【特に理由はない!】
〖え、そうなんですか?〗
【おん。】
【何かボスに誘われて。】
【やりたい事も無かったし、まぁえぇか。】
【って思って入ったのがきっかけや!】
〖そんな感じでも入れるんですね。〗
〖マフィアって。〗
【そうみたいやなー。】
〖でも、幹部に迄なられる程に。〗
〖強いんですね。〗
【お?なんや、やるか!?】
〖やりませんやりません!〗
〖否、なんというか。〗
【なんや。】
〖幹部様が、表に出て敵を痛め付けている。〗
〖という、イメージがないもので。〗
【あー。】
【最近は、部下が強なって俺はボスからの命令がないからなー。】
〖そうなんですね。〗
〖幹部様に命令がいかないなんて事あるんですね。〗
【にゃははッ。】
【そういう、甲斐田もやない?】
〖え?〗
【俺も甲斐田が、人を痛め付けとるとこ。】
【見たことないで?】
【ほんまに殺してるんか?】
〖まぁ。それなりには。〗
【ふーん。甲斐田は結構。】
【ボスからの命令で表出る事多いよな。】
〖まぁ。有難い事に仕事を貰えてますからね。〗
【ふーん。】
【甲斐田。】
〖はい。〗
【御前。】
【普通のマフィアじゃないなやろ?】
〖へ?〗
〖え、普通のマフィアですけど…。〗
「え?」
「どういう事だ?」
【甲斐田、御前。】
【本当は、俺に敬語なんか遣わんくてえぇ立場に居るんやないか?】
「え?」
〖何故、貴方様が知っているのですか?〗
〖二代幹部の一人。不破湊幹部〗
「え?どういう事だ?」
「二代幹部って!?」
「一人は今の幹部様。」
「もう一人の幹部様。否。」
「幹部長は、姿を消して居ると噂の!?」
【やっぱりな!】
〖そうですよ。〗
〖ボスに頼んで隠す事に許しを貰っていたんです。〗
「え、じゃあ。」
「甲斐田さんって。」
【二代幹部のもう一人。】
【甲斐田晴幹部長。】
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