クリーチャーが99いったので回避に20振りました。なんかちょっと……絶望的だったので数値()
そんな訳で電車に乗ります(?)
あてんしょん!!
人によっては気分悪くなります。特に自殺とかそういうのがトラウマな人は気を付けましょう
お借りしたシナリオ『次の電車でさいごですね』
―――――がたんごとん
―――――がたんごとん
🪦)_(-ω-_[▓▓]オキレナイ
🌕)起きろ( ’-’ )ノシ)`-’ )ぺしぺしぺしぺし
🪦)あだだだだ……()
心地よい?リズムで目を覚ます
揺りかごの中で感じるような柔らかな眠気がゆっくりと晴れてゆく
探索者は、その日1日外出していた
やっと用事を終えた探索者はいつも利用する路線の電車に乗り、自宅へと帰っていく途中だったのだ
しかし、疲労と電車の心地よい揺れで、いつの間にか眠ってしまっていたようだった
周囲を見渡せば、車両内には探索者以外の人影はなく、ぽつんと世界に取り残されたような感覚を覚える事だろう
ゆっくりとスマホ(時計)を確認すると降りる駅の到着時刻から30分近く経過していた
※大体24時前前後を想定
そこで、探索者は気付いてしまう
盛大に寝過ごした!!!
🪦)やらかしたぁぁぁぁぁ!!!!!
🌕)まるできさらぎ駅だな( ᐛ )
頭から冷水を被ったように全身の体温が一気に冷えていく感覚が、ぼやけていた意識の輪郭を鮮明にさせる
正気度喪失:1/1d3
🪦)(´д`)ハッ…(´д`)ハッ…(´д`)……( ´_ゝ`)
🌕)……せめて出せよ
🪦)( >д<).;‘:ハックショブルァデァパンパースッ!!!!
🌕)( ◜▿◝ )ハニョ?
……にしてもここどこだ?窓の外もなんも無いし……
🪦)えっ……きさらぎ駅?()
「次はきりがみ、きりがみです。お降りの際はお忘れ物なさいませんようご注意ください」
🪦)……おりがみ?(難聴)
🌕)ちゃう。アイデアやってください(KP発言)
あ、半分の値でやってください(KP発言)
自分の降りる予定の駅から10駅程度進んだ駅だ
確かここからだと終点まで30分以上かかる
この電車で終点駅まで行くのでは終電に間に合わない。今降りれば間に合うはずだ
🪦)あー!!降ります降ります!!!
やがて電車はゆっくりと減速し完全に停止すると、窓の向こうには蛍光灯で照らされた駅のホームが見えた
電車から慌てて飛び出し、枯れ葉の散らばるコンクリートに両足を乗せると同時にすぐ後ろで電車の扉が閉じ、光の塊が探索者を取り残してゆっくりと走り出す
がたん、ごとん
軽快な音を響かせながら、電車は遠ざかり、突き当りのトンネルの闇に吸い込まれて完全に見えなくなってしまった
🪦)……間に合った……のか……?
探索者が降りたのは、山に包まれるようにして佇んでいる古ぼけた駅だ
どうやら単線のようで、ホームと古ぼけた屋根、錆びた線路以外に待合室や駅員室などの設備は見当たらない
ペンキの剥げかけた木製の柱の上には、鳥の巣避けだろうか、緑色のネットが天井に張られた頼りない屋根が乗っかっている。等間隔に据えられた電灯は、切れかかっているのかいくつか不安定に明滅していた。夏だというのに冷えた湿っぽい風が肌を撫でる
そして、探索者の頭上からまるで首吊り死体のように無言でぶら下がっている駅名標には、聞きなれない名前が刻まれていた
桐上(きりがみ)
🪦)…………?
🌕)1時間後の終電来るまで自由時間です。とりあえず探索……コワイナァ……やるか(KP発言)
スマホ大丈夫?電波通じる?
🪦)えーと……待ってね今確認する
電波はようやくアンテナが1本立つかどうかのか弱いものだ。周囲を山に囲まれているせいか、電波が届きにくくなっているのかもしれない
🌕)電波ギリギリ繋がります(KP発言)
🪦)良方……そういや桐上駅ってなんぞや
大正時代に建設されたかなり歴史のある駅のようだ
昭和初期には周囲にいくつか集落があり、利用者も多かったようだが、戦後は交通網の発達により不便なこの地を離れる住民が相次ぎ、今では利用者はあまりいないらしい
数年のうちに取り壊されることが決定したというニュース記事も見つけることができる
🪦)……あー……なるほどねぇ……
🌕)んじゃオカルト振ってみましょ(KP発言)
桐上駅と自殺に関する記事を見つけることができる
「桐上駅はかつて自殺の名所としてその界隈では有名だったらしい。なんでも、桐上駅に霧が発生している時に駅の梁に縄をかけて首吊り自殺をすると、苦しむことなく安らかに死ぬことができるらしい。首吊り死体はその苦しみで死体の表情は見るに堪えないほど悲惨なものであるが、桐上駅の首吊り死体は眠っているように安らかな顔をしているそうだ。利用者もほぼおらず、人目の少ない無人駅であることも手伝ってか、一時期は1か月に10人以上の首吊りがあったこともあるとかないとか。現在は首吊り防止のネットが梁に渡され、件数も激減しているという。」
🪦)……この駅あんま好きじゃないわ……
🌕)まぁ……君ならそうだろね……
🌕)なんもわかんねぇ( ᐙ )になりました(KP発言)
🪦)( ᐛ )ナーニイッテンダコイツ
じゃなくてもっかい振らせてクダチィ……(PL発言)
桐上駅と桐上山についての記事を見つけることができる
「桐上駅の位置する桐上山には、昔から不定期に原因不明の濃霧が発生することがあった。その霧に呼ばれるように集落の住民が山に入っては死体で発見される事故が相次いだ。地元の住民はそれを神の仕業だと畏れ崇め、祠を作って丁重に祀った。霧神様と呼ばれたその神は、望む者に安らかな死を与えてくださるのだという。山で見つかった死体は、いずれも眠っているような安らかな顔で見つかったからだ。今では霧神様を崇める地元住民もほぼこの地を去ってしまったが、どこからかその噂を耳にした自殺志願者が度々この山を訪れるようになったらしい。彼らは霧神様にその手を取ってもらうために、祠に自分の大切にしているものを捧げて山に入るのだという。」
🪦)…………あー……はぁ……()
🌕)……クトゥルフ神話技能振るか(KP発言)
🪦)んな神聞いたことねぇよ((((
🌕)( ᐛ👐)
かなり古いホームだ。屋根は木製だし、点字ブロックもところどころ欠落している。ほとんど整備されていないようだ。見上げれば蜘蛛の巣のように【緑色のネット】が張られており、一部が千切れてだらりと垂れ下がっている
頭上に灯る蛍光灯は、今にも切れてしまいそうにノイズを漏らしながら点滅している。【数匹の蛾】が、ぐるぐるとその下を飛び回っていた
ホームの端には、【何かを置くための台】のようなものが見える
壁に据え付けられた【掲示板】には、土で汚れた時刻表と、剥がれかかったチラシが風もないのにひらひらと揺れていた
日焼けにより劣化しひび割れた椅子の横にある自動販売機はホーム上に辛うじて1台設置してあるものの、駅舎自体がこの状態では、まともに補充されているかどうか不安だ
🪦)幸運で……エナドリ……
🌕)良いよ( ᐛ )
🪦)エナドリ!!緑のエナドリ!!!
(/◎\)ゴクゴクッ……
🌕)……やる気上がった?()
🪦)めっちゃ上がったわ()
🌕)ソスカ( ᐛ )
合成繊維で織られた格子状のどこにでもありそうなネットだ。暗い中、その鮮やかな緑色がぼんやりと浮かんで見える。かなり経年劣化しているらしく、ところどころネットが千切れて不気味にぶら下がっている。ネットの向こう側には古い屋根を支える梁が見える。かなり古いが非常に立派な太さだ
🪦)ほう……
🌕)ここで目星が振れます(KP発言)
その梁に焦点を当てると妙なものが見えた
所々に線状の黒い傷跡のようなものが刻まれているのだ。まるで梁に何かロープのようなものを巻きつけた痕のようにも見える
🪦)( ˙꒳˙ )ヒュッ
🌕)ここでアイデアの半分orオカルトが振れます
🪦)んじゃあ……オカルトか……?
ここまで強く痕が残っているということは、相当の重さの物体をぶら下げていたのだろう。どことなく、うすら寒いものを感じた。そう、まるで「人くらいの重さの何かが吊り下げられていた」ような……
🪦)………………気分は良くないな
🌕)(´・ω・`)蛾調べよか……アイデアで
その蛾の飛び方に違和感を覚える。先ほどからずっと同じ軌跡を描いているのだ。何度も何度も、まるでループ再生しているCDのように
🪦)収納します(PL発言)
🌕)はい、全部取り逃しました()
🪦)ャダ((o(;□;`)o))ャダ
🪦)よし!!!この蛾はオス+メスですか?
🌕)YES繁殖可能ですたぶん()
🪦)ヤタ───ヽ(〃∀〃)ノ───♪
何かを置くための台
手作りのような木製の古い台だ。その上には統一性のない空き瓶が乱雑に置かれており、瓶の中には茶色いごみのようなものが入っている
瓶の中に入っているのは枯れた花だ。どうやらこれは花瓶として使われていたらしい
🪦)ほぇ……なんか……ほぇ……()
🌕)ニャルほど(?)
🪦)!!!!ニャル様!!!
🌕)怖っ((((
破れたチラシやポスターが雑然と貼られているが、経年劣化によりほぼ内容は読み取れない
「こころの相談窓口」や「全国いのちの電話」などの文字が見える。これは自殺防止を訴えるポスターだ
🪦)実際躊躇うよなこういうの……
🌕)なんや。経験者か
🪦)( ˙-˙)スンッ
どうやらこの駅には快速はおろか、各駅停車の電車も一部しか停車しないようだ
帰りの電車がこの駅に止まるのは1時間後
しかもそれが最終便のようだ
🪦)まぁ……探索しながら待とうか()
🌕)そだねぇ……()
左右と背後を黒々した山に囲まれている。左右の山には【トンネル】が掘られ、真っ暗な闇に鉄色の線路が伸びていたが、その先は見通せない。そして、駅周辺の地面付近に濃い霧が停滞している。見上げれば、雲一つない満天の星だ
駅舎は小高い築山の上に建てられているからか、濃霧がここまで上がってこないように見える
周囲に民家などはないようで、【駅正面】に見える平らな田園の遥か向こうに、ちらちらと車のヘッドライトが動くのが見えた。歩いていくにはかなり離れている
【駅の裏手】には車を停めるためだろうか、砂利が敷かれており、その先は鬱蒼と木々が生い茂る山が始まっている
🪦)トンネル……行こっかなぁ……
🌕)まぁきさらぎ駅の話とかを参考にするならトンネルでは何も起こらないはずだからね
トンネルには「桐上トンネル」と名前が彫られている
その先は完全な闇で、どこまで続いているのかもわからない
🪦)見えねぇ……()
🌕)……ここで聞き耳振りましょう(KP発言)
🪦)ク リ テ ィ カ ル
🌕)背後から人の気配が近付いて来ることに気が付きます。振り返りましょう(KP発言)
🪦)……も?
ざりっ、という砂利を踏みしめる音に思わずそちらを振りむけば、闇の中から真っ黒い髪を振り乱した女が現れた
見た目は20代から30代の女に見えた。野暮ったいジーンズにスニーカー、真夏だというのに黒いダッフルコートとマフラーを首に巻いている。その服には木の枝や枯れ葉が引っかかっていた
泣きはらしたような目が、めいっぱいに見開かれて探索者を凝視している
それよりも探索者の目に焼きついたのはその女の顔だ
女の顔には左目から鼻にかけて、ぼこぼこに歪んだケロイド状の傷が広がっている
かなり酷い傷になっているようで、鼻梁は歪にひん曲がり、上唇がわずかにめくれ上がり、黄ばんだ前歯がその奥にちらりと見えた
女はにっこりと微笑み「こんばんは」と声をかけてくる
正気度喪失 1d2(※聞き耳に成功したら成功扱い)
🪦)ビッ……(鳴き声)
🌕)ただでさえ女怖いのにトラウマだろこれ
🪦)逃げます(PL発言)
ヴヷア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!! 三三(ノ இωஇ)ノ
相川)あっ……待ってください!
🪦)コワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ……
ウワアアァァ 三三(ノ இωஇ)ノ
🌕)発狂の内容にそんなのあったなそういや
……じゃねぇシナリオが!!!崩壊する!!!
🪦).˚‧º·(°இ இ°)‧º·˚.無理無理無理!!!
🌕)……だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
🪦)……えっ……
🌕)(ーρー*)コホンコホン(※入れ替わりました)
……突然逃げ出してごめんね。大丈夫だから
相川)本当に……大丈夫ですか?
🌕)ああはい、わr……僕の別人格がやったことです
相川)……そうなんですね
🪦)……僕が……女性と話してる……???
🌕)黙っとれい(守護霊?発言)
相川)佐藤さんというのですね
私は……相川という者です。すみません、こんな見た目で突然……びっくりしますよね
🌕)いやいや慣れてますので大丈夫です()
🪦)カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ(※柱のとこに隠れてます)
相川)あの、佐藤さんはどこから来たのですか?
🌕)あー……まぁ……ちょっと辺境の地から……
あんまり……詳しくは言えないですけどね
相川)そうなんですね、大丈夫ですよ
誰にでも秘密はありますから。……けど、貴方はここで死ぬために来たんですよね?
🌕)!
相川)私には隠す必要はありませんよ
どうせ最後ですし……お話しましょう
🌕)……どうしよう(守護霊?発言)
🪦)ボクニキクナ
🌕)……じゃあ……貴方の死にたい理由を聞かせてください。そしたらお話します
相川)……はい
彼女は相川紗季里
大手アパレルショップで接客担当として働く傍ら、友人にも恵まれ幸せな人生を謳歌していたが、1年前にストーカー気質の元恋人に突然駅のホームで襲われ、硫酸を浴びせられた。全身に消せない傷を刻まれるも、なんとか一命を取り留める。しかし顔が歪になった事により職場から自主退職を促され、現在は無職である。友人も彼女を腫れ物扱いし、やがて離れていった。目撃情報不足により、容疑者の元恋人は捕まっていない。道行く人から奇異の目で見られ始めたあたりから、希死念慮がはっきりと輪郭を持つようになった
しかし、自死を選ぼうにも通り魔に襲われた時の恐怖と激痛がフラッシュバックし、苦しみを感じずに死ねる方法を探していた
そんな時、自殺サイトで霧神様のことを知り、救いを求めて桐上駅にやって来たのだ
🌕)…………これは……なんというか……
🪦)ナ、ナルホドネ?ダッダイタイリカカカイカイシタオオオ……
🌕)ええ加減正気に戻れ()
……僕は……僕の人格は、女性恐怖症なんです
相川)え……二重人格だけでは無いんですか?
🌕)まぁ……そんな感じですね
僕はそこまでじゃないんですけど……もう1人が本当に女性が怖くなってしまっていて……
……まぁ助けたかった、みたいな感じです
相川)そう……そうでしたか……
じゃあ尚更私で驚かせて……
🌕)いや、あいつもあいつなんで全然です()
相川)ふふw……良ければもっとお話しませんか?
こんなに喋れたのは久しぶりです
🌕)良いですよ。たくさん話しましょう
相川)じゃあ……そうですね……
あ、好きな食べ物はなんですか?
🌕)十五夜に食べるような?月見団子とか、お饅頭とか……あとお雑煮とか中華料理も好きですね
相川)ああ……そうなんですね!
お饅頭私も大好きです、けどこの見た目では買いに行くのも……という状況でして……
🌕)……それは、なんというか……
なんか……本当に申し訳ない……ごめんよ……
相川)いえいえ、すみません話の途中に……
🌕)大丈夫ですよ。僕もよくやるし
貴方はむしろ気を遣わなくても良いくらいですし
相川)……ありがとうございます
こんなこと言われたのは……初めてです
🌕)(*-ω-)ヾ(・ω・*)ナデナデ
🪦)……、はは……もう無理……(/;ω;\)
いっそ…………いっそもう……この手で……?
🌕)え?ん?いや待て待て!!!
🪦)戻っても辛いだけなら楽になりましょ
🪦)(((((*・ω・)トコトコ
🌕)……いやお前……やったなぁ……()
🪦)自ら死にに行くやつは嫌いだよ
それにそんな苦しんでるのにまだ苦しませるってか?馬鹿なのかお前は。苦しさも知らん癖に
🌕)…………
🪦)……人の視線はかなり精神を削るよ
あの駅なんか嫌な予感するし……歩いて帰るわ
🌕)あ、歩いて帰る?よし(KP発言)
探索者は終電を待てず、駅のホームから降りて線路をたどって歩き始める
やがて目の前には、ぽっかりと暗黒を湛えたトンネルが現れた
スマホのライトなどをかざしてみても、それなりに大きなトンネルなのか、辛うじて天井の輪郭が分かる程度しか照らせない
街灯も一切ないため、トンネルの向こうも真っ暗である。どこまでがトンネルで、出口までどの程度の距離にいるのかすら分からないだろう
遠くから電車の音がする
やがて、闇の向こうに白い光が灯ったかと思えば、それは段々と大きくなっていく
電車が、来たのだ。この狭いトンネルの中では、逃げ延びることは困難だ
いち早く回避行動を取らなければならない
🪦)ヷア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!?()
🌕)ヽ(・ω・`)どんまい
回避行動取りましょう(KP発言)
🪦)回避!!!回避!!!!!!
探索者はすんでのところで電車を避けることに成功した。自分のすぐ後ろで車輪と線路が金切り声をあげるおぞましい音が響き、探索者の頭をがんがんと揺らした
ほどなくして運転席から車掌や運転手が飛び出してきたかと思うと、慌てて探索者に駆け寄ってくる。そこで、探索者は身柄を保護された
🪦)…………
🪦)……普通に、連れてってくれますよね?
車掌)あぁ……はい!もちろんです!
🌕)もう人じゃねぇこいつ……()
🪦)僕は人間だよ(PL発言)
数週間後、じりじりと太陽が照り付ける夏の朝
桐上駅の取り壊しを報せる張り紙が、探索者の利用している駅構内にひっそりと掲示されていた
元々利用客もほぼいなかった事に加え、自殺の名所などという不名誉な肩書を持つ駅だ。その張り紙に足を止める者はほとんどいなかった
……ふと、その張り紙の前で立ち止まる人影がひとつ
その人物は濃い隈を湛えた目で紙に連なる文字をなぞり、落胆したような、残念そうなため息を吐いた
その腕がゆっくりと持ち上がり、手に持っていたスマートフォンを操作し始める
ただ無言で、SNSのポップな画面を無造作に叩く
「…この駅が無くなったら、どこに行けばいいの?」
やがていつの間にか、その影もどこかへと消える
彼らが何に落胆し、どこへ消えていったのか
それを知る術は、もう存在しない
正気度回復 1d10(生還した場合のみ)
🌕)おぉ……()
🪦)ちょとあの……入れ替わるのはヤメテ……
🌕)それは無理な相談だな
🌕)ファンブル×2
🪦)すごーい( ᐛ )(?)
……てかなんでこんな出目悪くなるの()
🌕)ニャルの加護じゃね?知らんけど
🪦)ニャル様!!!!!!
🌕)キ──( ˙-˙ )──ン
(` ‘‐’ ´ ゞ)デハ!
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中人)……俺なら放置してたなぁ……( ᐛ )君らしいね
面白すぎて泣きますね