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pokekamen side

久しぶりの、ライブ初日。緊張で手が震える。

ポケリスの皆の事は大好きだし、好きって言ってくれてるし、信じてるけど、活動をしている以上敵は沢山いる。その上、配信内容が配信内容なものだからあんな配信ばっかりしているけど、俺だって怖いものは怖い。

🐷「はぁ…、、」

頑張りたい、皆に会いたいという気持ちとは裏腹に、手に汗は滲むし、鼓動が早くなる。

あ、やばい。クラクラしてきた。落ち着かなきゃ、深呼吸、。頭ではそう考えているのに体が言うことを聞かない。

そんな俺に気づいて、まいたけが近付いてくる。

🍄「は、え?大丈夫かよ、、」

🐷「緊張で、、。もうそろそろ、慣れなきゃだよな、はは…」

ライブの前に心配なんてかけたくない。俺は無理して笑った。それなのに、まいたけの表情は変わらない。

そして、俺を抱きしめ、

🍄「無理しすぎだ、ポケ。」

🐷「えっ、?」

🍄「どうせ、要らない心配ばっかしてんだろ?大丈夫、メンバーもいるし。それと、、俺も居るから。」

心に余裕が無いからか、いつもだったら茶化せるのに、今日はびっくりするほどスルッと心に入ってくる。

五分くらいまいたけの鼓動を聞いていたら、安心したからか少しずつだが緊張が治まってきた。そこで我に返り、自分のした行動が恥ずかしくなった。咄嗟にまいたけから離れた。

🐷「あ、ありがと…。もう大丈夫だから!!今のはもう忘れろ!!」

🍄「何照れてんだよ笑でもまあ忘れろって言う注文は無理かな〜笑」

🐷「もう最悪…」

舞台裏に行こうと歩き出すと、まいたけが俺の手を掴んだ。ビックリして振り向こうとすると、唇になにか柔らかい物が触れた。


🐷「…へっ?」

🍄「…頑張ろうな」

まいたけは意味深にニヤッと悪そうな顔を浮かべる。

その顔が、少し赤かった事には気づかなかった振りをしてやろうかな。

ポケまい短編集🐷🍄

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