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〜中也の家にて〜中也「クソがぁぁぁぁ…」
中也「ただの治療係とか、幼馴染とか思ってた奴が、急に光って見える…どう言う事だよぉぉぉぉ…」
中也「相談する相手…えっと…あ!芥川に連絡しよう!」
芥川の部屋——📱(通話開始)
芥川「……中也さん?どうしたんですか、こんな夜中に」
中也「芥川ァ…聞いてくれ…!俺は今、とんでもねぇ病にかかっちまったかもしれねぇ…!!!」
芥川「……病?まさか異能の副作用ですか」
中也「違う!!もっとタチの悪いやつだ!!!」
芥川「……(また太宰さん絡みか)」
中也「ほら、あの…太宰の顔見たらさ……なんか心臓がドクンってして…光って見えたんだよ!!」
芥川「……光って?」
中也「あぁ!なんか、神々しくて!オーラが出てた!いや、太宰だぞ!?あの腐れ外道だぞ!?!」
芥川「……落ち着いてください中也さん。太宰さんが光るわけないでしょう」
中也「だよな!?俺もそう思うんだよ!けどよぉ…!まぶしくて目ぇ離せなかったんだ!」
芥川「……(完全に恋では?)」
中也「……なぁ芥川、これってもしかして——」
芥川「はい、重症ですね」
中也「まだ何も言ってねぇだろ!?!?」
中也「これなんなんだよ!!!」
芥川「はい、これは”恋”ですよ」
中也「…」
中也「はぁぁぁぁぁあ!?!?!?\\\\\\」ブワッ
芥川「中也さん…で、電話越しなのであまり大きい声は…」キーン
中也「あ、す、すまん…こ、ここここ恋ぃぃい?\\\\\\」
芥川(電話越しでも分かる…多分照れてらっしゃるな、これは)
芥川「ええ、典型的な恋の症状です。動悸、発汗、相手が光って見える——どれも一致します」
中也「ちょ、ちょっと待て芥川!俺が、あの太宰に!?恋っ!?そんなバカな!!」
芥川「否定しても事実は変わりません」
中也「変われぇぇぇぇぇ!!!」ゴロゴロゴロ(布団の上で転がる)
芥川「(転がってる音が聞こえる…)」
中也「くそっ…俺はただ!あいつの顔見たら心臓が跳ねて!声が聞きたくなって!帰る時に“もう帰んのか”って言われたらちょっと寂しくなってぇ!!」
芥川「はい、恋です」
中也「黙れぇぇぇぇぇぇ!!!💢💢💢」
中也(顔真っ赤)「うわぁぁぁ…俺があいつを…?はぁ!?なんでだよぉ…!」
芥川「まぁ、太宰さん、意外と人の懐に入り込むのが上手いですからね」
中也「懐に入るどころか、俺の頭の中で勝手にダンスしてるわあの野郎!!!」
芥川「……(想像以上に末期だ)」
芥川「一応、私からの助言としては——」
中也「なんだよ…」
芥川「明日、太宰さんに直接会って確かめてください」
中也「な、何を!?💢」
芥川「心臓の鼓動が速くなるかどうか、です」
中也「や、やだよぉぉぉぉ!!!」
芥川「ならば明日、一緒に登校するのは?」
中也「はぁ!?!?な、なんでそうなるんだよ!!💢」
芥川「確認ですよ。太宰さんと歩いて登校して、心拍数がどう変化するか観察すれば一目瞭然です」
中也「そ、そんなの分かるかぁっ!!!」
芥川「分かります。私はデータを取りますので」
中也「研究対象にすんなぁぁぁ!!💢💢💢」
芥川「大丈夫です、私は遠くから観察するだけです」
中也「それが一番怖ぇぇぇぇぇ!!!!」