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炎炎ノ消防隊の夢小説供養
火口 煌 (ヒグチ コウ)
ある村で焔人を出さないために生贄にさせられた男の子。
ある人間により村を燃やされ逃げ遅れる。
炎を克服した第三世代で手から炎が出せる。
ぼうぼうともえてる、のどがやける。
ぼーっとしてずっと燃えている自分の村を見ていた。
暑い熱風が俺の喉を犯していく、なんだか
すごくやるせなくて今なら炎に飲まれてもいいと思えた。
炎に手を伸ばそうとした、その瞬間俺の手は一気に燃えた。
比喩ではなく、普通に俺の手が発火していた。
「あっ、熱い……熱い!」
火を消そうとしてもどうにもならず、手の炎は俺を嘲笑うかのように勢いが増した。
けむりが、のどのおくにはいる、もう、ろれつもまわらなくなっ、てきた。
何かを考えるよりも先に体は倒れたが……何かしっかりとした存在に肩を抱かれた。
続
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