「美味しいのだ!」
スバルはご飯を頬張っている少女を見ながら竜車の中でのことを思い出す。
「まずはお互いに、自己紹介しましょ」
エミリアの提案で、順番に自己紹介していった。最後はあの少女だ。
「初めまして。私はミリム·ナーヴァ。魔王なのだ。よろしくな!」
一瞬、誰もが反応に困った。
「す、すごいわね。魔王って」
それだけが、唯一言える言葉だった。
だが、その言葉に機嫌を良くしたのか、嬉しそうな顔をする。
「だろ?もっと褒めてもいいんだぞ?」
「あの、皆さん。もう着きましたよ。」
いつの間にかロズワール邸に着いていた。
「ただいま~」
屋敷の中に入るとラムが出迎えてくれた。
「バルス、頼んでいた物は買えたの?」
ラムがそう言うと、スバルが答えた。
「おう!バッチリだ!えっと、だだ···」
スバルがミリムの方を見ると、ラムもミリムの存在にきずいた。
「バルス、この子は?」
それにエミリアが答えた。
「えっと、座り込んでいたから思わず話しかけちゃって。
それでこの子、お腹空いたって」
ラムはすこし考えた後、ペトラに食堂に案内するよう言った。
「ラムはこの事をロズワール様に報告しにいくから、バルスたちは
食堂でご飯でも食べていなさい」
そして冒頭へ戻る···
「ねぇ、ミリムちゃんはどこからきたの?」
「ベティーも気になるのよ」
エミリアが質問すると、驚きの返答が返ってきた。
「別の世界から来たのだ!」
スバルたちはそれを聞いて、大変なことになったと頭が痛くなった。
今回はここまでです。
昨日更新できなくてごめんなさい💦
睡魔に勝てず、つい寝てしまいました!
これからも転スラ×Reゼロをよろしくお願いします!
コメント
2件
この話結構すきです!
続きめっちゃ楽しみにです!