思ったより長くなったから、2話です!
1話見てくれた人は分かると思うけど下手だよん☆
過呼吸の表現、リスカの表現ありでーす
前回の1話を見てない人、または忘れた人は1話から見る事をおすすめします!!!
兄貴の葬式が梵天メンバーで行われた
ボスは俺を責めたりしなかった
多分、興味がないだけだろうけど
葬式が終わってからも
俺は立ち直れなかった
春千夜「おい…」
竜胆「あ”?なんだよ」
春千夜「っその…な…」
竜胆「ッチ、変に気ぃ使ってんじゃねえよ」
イラつく…
ヤク中のくせして他人に同情とかきめぇんだよ
竜胆「クソっ…!!」
俺は苛立つ気持ちを抑えながら家へ帰った
兄貴と
2人で住んでた家に
竜胆「……ただいま…」
兄貴はいないと改めて思い知らされる
竜胆「兄ちゃんがいなくなった部屋は…寂しいな…(笑
竜胆「……兄ちゃん…」
当然、兄貴が返してくれる事はなく
部屋に自分の声が響くだけだった
シンと静まり返った悲しい時が流れる
部屋は荒れてる
俺が癇癪を起こして荒らした
何もかもやる気が起きなくて
全てを投げ出した
このまま人生も投げ出してしまいたかった
兄貴が
兄ちゃんがいない世界なんて考えられない
耐えられない
竜胆「俺が…殺した、のか…?大好きな兄貴…を…?俺、が…?」
そう考えては…
竜胆「ッゲホッゲホッ…!!ッゴホッ…カヒュッ…」
竜胆「ハァーッヒューッヒューッ…!」
いつも、過呼吸になっていた
ふと、あの日のことを思い出す
俺が…?兄ちゃんを…?
いや、そんなわけない
俺は兄ちゃんを世界で一番、愛してるんだ
だから、
俺が兄ちゃんのことを殺すはずがない
それなのにッ…
なんで…
自分で自分を追い込んでいるだけだ
分かっていても
アイツの言葉が脳にこびりついて取れない
竜胆「…ッッいい加減ッ…!離れろよ!!!」
この、感情を抑えたくて
ガシャアン!!
俺はモノに八つ当たりをした
すると…
竜胆「いたッ…!」
竜胆「………?」
何が起こったかあまり理解できなかった
……多分
投げたモノが割れて、飛び散って
破片が刺さった
痛かった
でも…
なんだろう
絶対にそんなはずないのに
なんか…
割れた大きい破片を取って
自分の腕を切ってみる
竜胆「いッッ…てぇ…」
痛かった
それでも、
やっぱり
心が満たされた感じがした。
竜胆「はっ……はははっ!」
久しぶりに笑った気がした
笑ってるのに涙が出てきたのは
笑いすぎたせいだ
多分
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その後も
同じようなことを繰り返してた
俺がやったことは
“リスカ”
と世間では言うらしい
カッターやカミソリで自分に傷をつける
いわゆる自傷行為というやつだ
俺はリスカの沼にハマったらしい
楽しいけど、やっぱり痛い
だから、どうしようかと考えていたら
いい案が頭によぎった
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竜胆「おい」
春千夜「なんだよ」
竜胆「お前、〜〜だから“アレ” 持ってんだろ?」
春千夜「?なんつった?」
竜胆「だ〜か〜ら!お前、ヤク中だからクスリ!持ってんだろ?」
春千夜「は?急になんだよ」
竜胆「くれ」
春千夜「………は?」
竜胆「だから、よこせって言ってんだろ」
春千夜「なんでお前なんかに……」
春千夜「っはぁ………ほらよ」
竜胆「さんきゅ。じゃあな」
春千夜「なぁ!」
竜胆「なんだよ、 まだなんか用が?」
春千夜「その…」
春千夜「たまには頼れよ」
竜胆「………善処する」
こうして俺は
リスカとクスリの沼にハマっていった
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