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🐶 side



お風呂からあがると、そこには

お風呂に入ってないはずなのに、

頬が赤く染まり、髪も 艶やかに濡れたほとけっちがいた。


水)あ、おかえり

桃)ほとけっち、なんで濡れてるの?

水)僕、魔法使いと…淫魔のハーフなの

桃)魔法使い…は分かるけど、

水)ッだから!魔法が使えるの!


それでお風呂にも入れる、と説明された。


桃)すごいね、魔法なんか使ってみてよ

水)えーじゃあ、それ浮かせてあげる

桃)おぉー!やってみてー!


ほとけっちが目を閉じて手を重ねると、

おいてあったかっぷがふわ、と浮いた。


桃)すごい!!


半信半疑だった俺は少し驚いた。

この世界にも魔法使いがいたなんて。


水)もぉ!別にそんなすごくない!

桃)いや!すごいよ!!


ふ 、と視線を俺から外すほとけっち。

ぐぅぅ、お腹がなる。


桃)あ、お腹すいてる?なんか作ろっか?

水)うぅ…でも、あの…

桃)ん?俺一般的な料理なら作れるよ?


違う、と呟くほとけっち。


桃)うぇ?もしかして嫌い?ご飯

水)ご飯じゃないの…ッ

桃)へ?


かぁぁぁ、と頬を染めるほとけっち。


水)ベット、一緒に来てくれる?

桃)へ?いやいいけど…


こんなに可愛い子と寝て、俺大丈夫か!?と自分で自分をセーブする。

明日になったらちょっと俺のお叱りを受けてもらおう。

無防備すぎて俺が困る。



桃)じゃあベットいく?せまいかもだけど…、

水)ん…


こく、と頷くと俺の服の裾をきゅ、と握る。


桃)はい、ベット

水)…ッ

桃)へ!?


ベットにつくと、ほとけっちに押し倒される。

俺の上で馬乗りになった彼は、

顔が真っ赤だった。


桃)いや、何してんの?

水)僕淫魔なの…だから、ないちゃんのせーえき、僕のご飯なの。

桃)ぉぉ?え?

水)だから…僕のなかに、せーえき頂戴、?


顔を赤く染め、少し涙をうかべた彼は酷く妖艶で、俺の理性を切ってきた。


桃)つまり、俺はとまんなくていいってこと?


そう放ち、押し倒す。


桃)…?


すると、顔を真っ赤っ赤にして、

初めてのような反応をみせる。


桃)もしかして、初めて?

水)…なんで、わかってッ


あわ、と焦る彼を見ていると、このまま流れでヤっちゃいけないな、と思う。


桃)初めてなんだ~

水)…うん

桃)じゃあ、俺が色々教えてあげる!


頷くほとけっちを確認して、ある人に連絡を取る。



『淫魔拾ったんだけど、やり方教えてあげて』


『〇〇と一緒に行くわ』




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