「めめさん、どこに行くかとか決まってるんですか?」
俺はローブをリュックにしまいつつ聞いてみた。当てずっぽうで歩いているわけないだろうけど確認したかった。
「はい、決まってますよ」
「どこに行くんですか?」
「魔女の森です」
魔女の森…魔女が住んでる森。そのままだ
ただ、場所は魔女しか分からないように魔法が掛けられており視認することはできないはずだ
「どうやって見つけるんですか?」
「ふっふっふっ…いつかめめ村が集まる時に場所がわかんないと不便でしょ?」
その方法を聞いているんだが?とか心の中でツッコミを入れる
「私めめ村のみんなの魂の形を覚えてるんです!」
「そうなんですか!?」
そもそも魂に形なんてあるんだろうか?という疑問はさておき便利だなとか思ってしまった。
「はい!あと魔女の森に行ったことあるので場所と視認する方法知ってるんですよね〜」
すごいなこの人…色んなことを知っているんだ、と尊敬してしまった
「ここら辺ですね…」
めめさんが突然止まってそんなことを呟くただ、そこは森とかではなく元々人が住んでいたであろう住宅街だ誰もいないし家はボロいけど何となく察せられる。色あせてしまっているがあのころの美しさはなくなっていなかった。
「いえもんさん、離れてください」
「わかりました」
俺は数メートルほど離れる。するとめめさんが目をつぶり何かを呟き下に魔法陣ができる。めめさんのペンダントが怪しく光る。めめさんが目を開くと場所が森へと変わる。
「着きました。ここが魔女の森です」
一瞬で変わった光景に戸惑うしかし驚いている場合では無い。
「お前らは誰だ。」
黒いフードを目深にかぶったやつが話しかけてくる
めめさんは慌てることなく
──────そいつをぶっ飛ばした。
そいつはガハッと血を吐きながら木に叩き付けられる
「めめさん!?何してるんですか!?」
「…」
めめさんは喋ることなくローブを着る。そして黒くて丸い物質…ブラックホールだろうか?そこから鎌を取り出す。戦闘態勢だ。
「クソッ」
そいつはいつの間にかフードがとれている。そいつは…人間だった。魔女なんかじゃない
「あなたにいいことを教えあげます。」
めめさんは目にも止まらぬ速さでそいつに近づく
「魔女は…あなたみたいに穢れていませんよ」
音もなく鎌で首を切る。そいつは頭と胴体がゴトッと大きな音を立てて落ちる。そこから魂のようなものが出てそれをめめさんが取る。
「それじゃあ最初は種族長に会いに行きましょう」
めめさんは軽い調子でそういう。俺は人が死にゆく瞬間を見すぎたせいか俺の心は無関心のようになんとも思っていない
遠い。それは俺が一番最初に思ったことだ。あまりにも遠い
「めめさんあとどれくらいありますか?」
「うーん…そろそろだと思うのですが…」
と言いつつ歩くと崖のしたに木で作られた家が1件ある。
「あ!ここです!降りますよー」
と言ってめめさんが飛び降りる。俺は身震いをした。ここから落ちたら確実に死だ、俺は踏み止まる。そうするとめめさんが飛んで戻ってくる。
「まだ来ないんですか?」
軽く言われる
「俺はめめさんみたいに自分の意思で飛んだことがないんですよ…! 」
俺は少しムッとしながら言う。ローブを着たら飛べるなんて…さすがにありえない
「ローブ着れば飛べるじゃないですか…それにいえもんさんは重力操作の能力者を1年前に殺したばかりじゃないですか」
「そうなんですか!?でも使い方が分からないんですよね…」
「能力の訓練もさせるべきでしたね…」
とめめさんはため息混じりに言う。なんというか腹が立った。
「能力とか魔法は想像です。自分が飛んでる姿を想像し、重力操作でやってみて下さい」
無茶苦茶だ。と思いつつ想像する。想像するために目を閉じた瞬間背後から押される。
──────その衝撃で俺は頭から崖に落ちていく。死にたくないなら飛ぶしかない…そう感じた俺は飛ぶイメージを作る、ふわっと生きている中で少ししか経験したことの無い浮遊感に襲われる。俺は飛ぶことが出来た。
それよりも俺は誰に落とされた?俺は崖の上を見ると背後からわって言う声が聞こえる。犯人はわかった。
「めめさん…俺、人間ですよ!?少しは優しくしてくださいよ…」
「なかなか飛ばなかったのでつい…」
しかしその顔には謝罪の気持ちはなくどちらかと言うと笑っているような煽っているような顔をしていた。
「まあまあ、あとは種族長とご対面って感じかな〜あ、ローブ着といてください。めめ村の証なんで」
「まあ、わかりました…」
俺は了承し、ローブを着る。しかし突然のことに俺は呆れつつドアをノックするそこには──────
ここで切ります!今回は単語説明をさせてもらいます!
魔女とは?⋯人間よりもずっと長生きをし、圧倒的な魔力量、MPを持つ。人間の魔法使いを魔女というものもいるが全然違う。人間の能力よりも強い魔法が使えるものもいる。しかし基本的に使い魔を除いて1人でいることが多く魔女の森でも一軒事に離れている。人間よりはるかに強い。
種族長⋯種族の長である。リーダー的なものであり、そのものが種族で1番強いものがなるのが一般的である。種族長の証は種族によって違う。種族長は種族全員とほかの種族長とテレパシーで連絡を取り会うことができる。種族長が死ぬと種族長が入れ替わる。
こんな感じです!昨日は出せなくてすみませんm(*_ _)mそれでは!おつはる〜
コメント
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めめさん…大丈夫って分かってても怖いものは怖いんですよ