レオ「あ〜?お前誰。」
『は!?御影玲王!?』
そこに立ってたのは玲王さま。
え、なんで?
なんで、凪の家知ってんの?
えっ?
混乱なんだけど。
レオ「ばあや、ここで合ってるよな?」
ばあや「合っているはずです、玲王お坊ちゃま」
ばあや!?玲王おぼっちゃま!?
ばあやって何!?
何その単語!?庶民には一生使う機会あらへんよ!?(あ、思わず関西弁が)
レオ「おい、ここって凪 誠士郎家で合ってる?」
『え?ああ…はい…』
レオ「凪は?中にいんの?てか、あんた誰?
凪の彼女?」
なっ!?!?
『私はっ…彼女なんかじゃ…!』
そう…否定するのがちょっときつくて言葉に詰まっていると
ナギ「未来…遅い…何してんの」
と
後ろから凪が!!
その時、
レオ「おっ!凪〜〜!迎えに来たぞ!!」
グヘェ
私は玄関の壁に押しのけられてLOSE。
ナギ「玲王…!?なんでいんの!」
いつになくびっくりしてる凪。
と
ばあや「大丈夫ですか?西垣未来さま」
と私に手を差し伸べるばあや。
『あ…どうも?』
ばあや。w
てういうかなんで私の名前知ってんの!?
私たちはびっくりしてるのなんてお構い無し。
レオ「あ…、あんたはよく見れば昨日のマネージャーになるって言った女?…」
私をじっと見る。
そして
レオ「はっスッピンが違いすぎて気づかなかったわ」
と笑う。
『はぁぁぁぁぁあ!?』
おい、ちょっと表出ろ?w
ナギ「未来…っなんで玲王がいんの」
私の服の裾を掴んで凪が言う。
と
玲王さまはニヤッと笑い
レオ「昨日言ったろ?迎えに行くって!」
そう言ってニシシと笑った。
____
ヒソヒソ…
『言ったっけ?凪…』
「いや俺覚えてない…」
『だよね…』
「だったらストーカー?」
『逮捕案件?』
ヒソヒソ…
レオ「ヒソヒソすんなよ!!ちゃんと言ったわ!!!でも、逮捕なんてできねーぞ?」
玲王さまはそう言い、
パチンッ
と指を鳴らす。
と
ゾロゾロゾロゾロ〜
何人もの黒服の男たちがピシィィと並ぶ。
ナギ「なっ…なに…俺まだ夢見てんのかなぁ」
『かもしれない…』
レオ「残念ながら現実だよ、
おい、こいつらの身支度頼む」
と
玲王さまが指示すると
「はっ…!」
と、お辞儀をしたかと思えば…
『ええええ〜〜〜』
ナギ「うぉっ…」
____
✨✨✨✨✨✨✨
レオ「お、できたか?」
……なんか、超高速で色々と髪の毛から服から何から用意してくれてお化粧までしてくれたんですけどぉ!?
『すごすぎ…』
ナギ「未来…俺…まだ夢見てんのかなぁ…」
プルプル震えてる凪くん。
かあいいね?
だが、残念ながら現実なんだよね。。
レオ「じゃあ行くぞ凪!」
そう言い、凪の手を引く玲王さま。
ナギ「えっ…待ってどこに」
そう、
凪が言うと
ニコッと玲王さまは笑い
レオ「昨日言ったろ?サッカーやんだよ!」
と言った。
ナギ「ええええ〜めんどくさ〜〜」
レオ「まあそう言うなって!な?」
そう言って肩を組む。
ナギ「わ〜連れてかれる〜未来〜助けて〜」
と
凪は私に手を差し伸べる。
ここは、助けてあげたいとかそういう場面なのかもしれないけれど
本当にあの時とおんなじ
こんなにも
凪を見つけた途端に嬉しそうに笑顔で笑う玲王さまを見てると
それに応えたくて____
『凪、行ってらっしゃい』
私はこう言ったんだ。
と
レオ「未来、お前も来るんだぜ」
へ?
と、
私の手を引く玲王さま。
そして私を引き寄せる。
そして
クイッ
顎をクイッと持ち上げ。
『えっ?///』
レオ「…っまあ、ちったあ俺の横にいてもおかしくねーレベルだな」
そう言って
チュ
私の頬にキスをした。
『なっ〜〜〜〜///!?』
その時だった。
ナギ「隙ありっ」
レオ「あっ…凪!」
玲王さまから肩を組まれてたのからすり抜け
私をギュッと後ろから抱きしめる凪。
高身長だから私の頭の上に顎を置く。
そして
ナギ「未来に手ぇ出すんなら俺サッカーやらないから」
そう、
いつもの凪とは少し違った低い声で言った。
と
玲王さまは
ハッと鼻で笑う。
レオ「ハッ…冗談だよ冗談。俺がこの程度の女なんかに手ぇ出すかよ」
それは酷くね?w
ナギ「未来よかったね…」
『いやめっちゃdisられてんの否定してそこは!?』
レオ「ま、俺と凪の邪魔すんなよー、以上」
この人、めっちゃ凪の事好きじゃん?
え、ライバル出現?ww
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