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主の勝手な妄想全開話です。
自分の性癖の悪さに自己嫌悪して
内容修正しております。通報❌
何でも大丈夫な方だけどうぞ~
まあさside
仕舞い込んだ想いは、会えば
簡単に、溢れてしまう…
けれど、彼は、
アイドルスマイルで、
終始おどけていた…
だから、私も精一杯、
妹を演じた…
ハハ、もう会わないね…
不安な気持ちに辛めとられない
ように、忙しく仕事をして、
夜は、歌、ダンス、殺陣を
倒れるまで繰り返した。
毎日毎日、彼からの連絡を
待ってしまう自分も嫌だった。
気持ちに反して
あれから、何度も現場で
彼と会う。仕事だからと
言い訳をして、目線が
合わないようにコソコソと、
彼を見る。
目が合う瞬間、目をそらす。
ハハ、はず!
「まあさちゃんも、こっちに
どうぞ~」
スタッフさんが呼んでくれた。
仕方ないな~という感じを
出しつつ、心の中ではスキップ
「は~い、ありがとうございます」
どこに座ろうかと、キョロキョロ
していると、壮年男性の演者さんが
ポンポンと
「ここにおいでよ~」
ビリッと、天井が揺れる。
3人の怒気が伝わってしまった。
ビクビクしてる男性を横目で
見ながら彼がおどけて、
「大丈夫っすよ~、俺の妹
なんで~」
ニヤニヤしながら手を
招いてる。あの顔だ!
きっとたろうも
ニヤニヤしていることだろう。
トコトコと素直に側に
座る、周りに気付かれないように
寄り添う…彼のにおい…目が合う……
グハ!距離0mの破壊力!
彼の体温を感じながら、平然を
装う。ヤバいヤバいヤバい。
人の気持ちも知らないで
周りは、微笑ましく見てくる。
いじわるは、いじわるで返す!
さりげなく、彼の肩にすり寄って、
上目遣い……どうだ!
アイドルスマイルを浮かべている
ものの、耳が真っ赤だ。
よっしゃ~やり返した!
しかし、浮かれていたのは
私だけだったようだ…ハハ
・・・
数日後、私の終了お知らせ
が届いた。
彼の熱愛報道…
今回は、現在進行中のようだ。
モテモテですね…ハハ
あの時はもう…いたんだ…
たろうが、ことの次第を
教えてくれてるものの、
そんなこと、どーでもよかった。
彼女と私の差は
選ばれなかった、
ただ、それだけだ。
雪の中を歩いているように、
身体が冷え、孤独がやってくる。
ただただ、辛かった…
屋上から、街を眺める…
まったく、大袈裟なんだよ…
好きとも言われてないくせに…
ぼんやりしていると、彼らが
やって来た。また…
「お嬢様、今の気持ちを
お教えください。」
こだまとしつざ
元は、人間という変わり種で
新しい書物に、目がなく、
長生きをするために
我らに問答を挑み、
こちら側に、来た奴ら…
今は、作詞作曲まで手を出し
我が家を支えてくれてる笑
自分達の欲の為なら、
こちらがどんな状態でも
お構い無し…
そういえば、昔、血まみれで
ぼんやりしてた時も
聞かれたな。
「やだよ。」
「よいではないですか、
減るもんじゃなし。」
「減るよ笑」
「それでは、我らと作詞を
してみたらいかがですか?」
「えっ?」
「今のお気持ちを書き出して
みたら?案外、スッキリ
しますぞ。」
ああ、昔も今も、慰めに
来てくれてたんだ…
ハハ、かわいいねぇ。
続く