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黄[お家行ってもいいですか、?]
日が沈み初め
街が暗くなってきた頃
可愛い声してるくせに
イケメンでスタイルのいい俺の彼女が
メンバーである俺に連絡を入れてくる
桃[危ないから家で待っとけ、迎えいくから]
一人で歩くとすぐナンパされて
断れきれずについて行こうとする危なっかしいやつだから
この時間に1人で歩かせる訳にはいかない
黄[え、大丈夫ですよ?]
桃[だめ、準備してろ]
諦めたのか
赤が親指を立てているスタンプを送ってきた
そこは俺じゃないのかよ、
と落ち込んだが、触れることはしなかった
とにかく早めに迎えに行こうと
ハンガーにかかっている薄い上着をはおって、
財布とスマホをポケットに入れて
黄の家に向かった
黄「早かったですね、」
微笑みながら、駆け足で近寄ってくる黄
桃「もう黄の家でもよくね?」
そう、わざわざ俺の家に帰るより
黄の家に行った方が早い
が、
黄「僕は桃くん家に行きたいのー!」
と言われたので俺ん家に行った
黄「桃くん家だー!久しぶりですね!」
桃「はいはい、」
黄「ゲームしましょ!」
桃「ん、」
桃「何したいか選んでいーよ、お茶持ってくる」
黄「ありがとうございます」
これは泊まりのパターンだなぁ、
ま、いいけど
最近疲れてたし、癒しが貰えるから結構嬉しい
黄「テトリスでいいですか、?」
桃「おう」
1時間くらい黄とゲームをした
そして
黄「青ちゃんと赤もさそっちゃいましょw」
と、スマホを手に取り連絡をし始めた
意地悪してやろーと思い
スマホを持っている黄の両手を
頭の上にグッと持っていき
顔を近づけ
桃「俺と2人きりじゃいやなの?」
とからかってみると
黄「ッ…!?////」
顔を真っ赤にする
可愛すぎ
黄「に、人数多い方が楽しいですよ、!!//」
そう言い、スマホをいじり始めた
黄「桃くんと2人で居たら僕がもたないもん、/」ボソッ
そんな言葉、俺には届いてないから
少し拗ねたように黄の頭をくしゃくしゃ撫でた
赤「来たよー!」
青「おじゃまー!」
黄「赤!!青ちゃん!」
桃「おせーよ、」
青「うるさいなぁ、、」
いつもの4人
もう勢いで放送しようということになり
枠をとって
お知らせ無しの限定放送をすることになった
黄「わこぷりですー!」
青「いきなり放送とかびっくりしてるってw」
桃「でも結構人来てる、愛だな」
赤「確かにー!みんなやっほー!」
りすなー『え、同じところにいる?』
りすなー『わこぷり!!』
りすなー『放送嬉しい!!』
まぁ、2時間くらい?
雑談をしながら酒を飲み
10時には放送を終わらした
青「まだ飲みたりなーい!」
と空になったビール缶を持って
駄々をこねる青
赤「どんだけ飲むの、?」
桃「買い出し行くか」
青「うんー!行く行くぅー……/」
笑顔で行きたいと言ってるくせに
顔は真っ赤
放送中1番飲んでたのは青だったし、酔ってるんだろうなー
黄「青ちゃんは無理そう、w」
赤「もー!俺が見とくから、2人行ってきな!」
黄「へッ、?」
桃「ん?」
黄「ぁ、いやっ!なんにもないです、行きましょっ、、!」
逃げるように荷物を取りに行った
なんか、今、
すごい俺と行くの動揺してたような、、
赤「黄ちゃんと何かあったの?」
桃「いや、、やっぱおかしいよな、?」
赤「うーん、変ではある」
なにかした覚えは無い
桃「赤、俺の代わりに行けば?」
赤「そうしたい所なんですけど、俺の彼氏がくっついて離れないので無理」
赤の腰の部分には
青の腕がシートベルトのように巻きついてあった
黄「桃くん?行くなら早くしましょ、」
桃「お、おう!」
赤「行ってらっしゃい!」
黄「……」
桃「……」
いや気まず
黄「……桃くん、?」
桃「ぁえ、何?」
黄「ふふっwなんですかその返事w」
桃「別にー、で何?」
黄「いや、なんか顔暗かったから、、」
黄なりの心配の仕方だ
顔を見るとキョトンとしている
ふと気づいたが
さっき撫でたところの髪が跳ねていた
桃「ん、跳ねてる」
黄「えっ、うそー!」
自分のスマホのカメラで
髪の毛をなおす
桃「その髪、多分俺がやったわ」
黄「え、あー、撫でられた時の……」
黄「ッ……//」
思い出したのか一気に顔を赤くする黄
桃「照れてるんですかー?w」
黄「違うっ!//」
黄「んもぉっ、早く行きますよっ!!//」
桃「照れ隠しかぁ…w可愛いやつめ」
黄「かわっ、、!?/」
桃「ん?どしたの?」ニコニコ
黄「……いじわるっ、/」
頬をふくらませて
さらに顔が赤くなる黄
少し先を歩いていた黄が立ち止まって
こちらを向いたまま動かない
恥ずかしいのかなーなんて思ったりする
だから追い越して
桃「はい、手、」
黄「ぇッ、、?」
桃「手、繋がないの?」
黄「ッ、!!///」
黄「繋ぐっ、/」
冷たくなった指先が暖かくなる
照れているのか、手を繋ぐだけで、
俺のしたい恋人繋ぎではなかったから
桃「こっちがいーなー?w」
とか冗談交じりに指を絡めると
恥ずかしいのかこっちは見ないが、
握り返してくれた
桃「はぁー、めっちゃ買ったわ、」
黄「買いすぎですっ、、」
帰り際
2人で荷物を持つ
これまでずっと手を離さず歩いてきた
繋ぎ始めてた時は顔がずっと赤かったけど
黄も慣れたんだろうな、
可愛くて綺麗な顔になっていた
家に着き、
玄関のところで荷物諸々を片付けている時
黄は先に上がってもらおうと
リビングに向かわせる
黄「帰りましたよ……ぁッ、」
桃「ん、どーした、、」
黄「しー!」
俺の口元に人差し指を持ってくる
リビングを覗くと
赤「ちょっと、青ちゃんっ!」
青「かわいーねー♡」
赤「酔いすぎっ!//」
青「ちゅっちゅ♡」(首)
赤「んんッ、黄ちゃんたち帰ってきちゃうからっ、、!///」
青「大丈夫だってぇー♡」
うわぁ、こいつら……俺ん家だぞ?
ひでぇな、
黄「はぁ、、どーします、?」
桃「俺らもやるか」
黄「ばかっ、/」
黄「やるなら、2人が帰った後に……//」ボソッ
桃「お、かわいーこと言うじゃん♡」
黄「やっぱ今のなしっ、/」
桃「えー?ま、あいつらが終わるまで俺らもやろーぜ?w」
黄「へ、ま、まってまって!//」
とりあえず壁際に追いやって
壁ドン状態
ニヤニヤしながら顔を近づけると
どんどん黄は抵抗しなくなっていくから
キスしてやろーとか思ってたら
ガチャッ
赤「……何してんの、?」
黄「へぁッ、赤っ……///」
桃「あれ、お前らもお取り込み中だったじゃん」
赤「こんなとこでやりたくないから1発殴った」
こんなとこってなんだよ
と言いたくなるのを抑えてリビングに入る
そこには、右の頬が異様に赤くなり半泣き状態の青がいた
青「そんな強くしなくてもいいじゃん、泣」
黄「あはは……氷持ってきますね?」
赤「いーのいーの、黄ちゃん、ほっといて」
青「なんでぇ!ひどぉい!!」
そして、野生の犬と猿のように
何か言い合いをするふたり
それで終われば良かったんだけど
青の精神に火がついたらしく
ギュッ
黄「んわッ、」
青「もういい、赤くんなんか嫌い」
そう言いながら
俺の彼女に手を出す青
赤「ッ、!!俺だって青ちゃんのこと大っ嫌いっ!!」
赤「うぅッ、」ポロポロ
青「……」
言い返した癖にボロ泣きの赤
黄「赤っ、、」
桃「青、それはねぇよ、俺の黄に手出すな」
黄「桃くん、今触れるところそこじゃない」
桃「あれ」
しょっちゅう喧嘩をする青赤は、
いっつもすれ違ってばっかりで
俺の黄も振り回される
が、今日はそんなのでもなく
赤「俺、帰るっ、、」グスッ
黄「あ、赤っ!!」
黄「僕追いかけてきま……」
青「ん、僕行く」
青「いっつも迷惑かけてごめんね……w」
青「また遊ぼう!おじゃましました、」
騒がしいヤツら
雷のように喧嘩したと思ったら
風のように帰って行った
黄「青ちゃん、変わったね」
桃「そー?」
黄「なんか大人になってない?」
黄「いつもは赤から謝りに行くのに……」
まぁ、確かに?
黄「お酒買ったのに余っちゃいましたね、またみんなで近いうちに飲めるかなぁ……」
桃「今からちょっと飲む?」
黄「んー……..やだ」
桃「なんでだよ」
黄「冗談ですって、ちょっとだけ飲みましょ」
とか言いながらテーブルの上を片付ける
桃「もう置いててよくない??」
黄「酔っちゃったら片付け出来ないでしょ」
黄「ほら、飲むならお酒持ってきて!」
しっかりしてるなぁ、、
絶対俺だったら明日やるわ
ま、こういうとこも大好きなんだけどね
黄「ぷはぁッ、」
桃「うめぇ〜!」
黄「んー、酔っちゃうッ……」
桃「早くね?w」
黄「放送中も飲んでたもんッ、」
早速ウトウトし始める
黄「ん〜、、眠い〜ッ」
とか言ってるけどお酒を飲む手は止めない
桃「今日は寝かせる気ないからね?♡」
黄「朝まで飲むってことですかぁ、?」
ほんと酔ってんだなぁ
いつもだったら照れるくせに
ドサッ
黄「へッ、」
桃「こーゆーこと♡朝まで楽しもーね?♡」
数秒沈黙が続いて
状況に気づいたのか顔を赤くする
黄「ちょッ、やッ、/」
桃「あれ、酔ってたんじゃないの?」
黄「頭回ってないから、混乱してたのッ、///」
桃「かわいw」
黄「ッ……//」
黄「やるなら……優しくね、?//」
桃「……無理かも♡」
黄「ばか、ッ…..//」
𝑒𝑛𝑑