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第31話 探す 2
注意事項
青視点
青「ふぅ…、」
しょにだがどっか行った、か…、
やばいな…、
水「いふくん遅い!」
青「うるせぇ!」
まずは、こいつらに話さんとな、
どうやって話すか…、
黒「まろ?なんかあったん?」
青「…、え?」
黒「いや、間違っとったらすまん」
アニキが話ふってくれた…、
今がチャンスやな
青「なんかはあった」
桃「何があったの?」
青「しょにだを探して」
桃「ぇ、今その話をしてるんじゃ…、」
青「違う、今すぐ外に出て探さなきゃあかん」
黒「なんでや?」
理由を話すには、しょにだの自殺癖を話さんといけんくなるか…、
青「ほとけは、知っとるか?」
水「ぇっと、何を?」
青「しょにだの自殺癖」
桃「…、はぁ!?」
あ、…、
黒「ないこ、お前は落ち着け」
桃「いや、落ち着いてられる!?」
水「僕は、知ってる」
青「なら話が早い」
水「いふくんさ、りうちゃんと電話してたじゃん?」
青「ああ」
水「てことは、りうちゃんも初兎ちゃんの自殺癖知ってるってこと?」
青「知っとるで」
桃「もしかしてだけど、初兎ちゃん、りうらの家にいたの?」
黒「なんでそう思うん?」
桃「だって、まろはりうらと電話してたんでしょ?その後に、初兎ちゃんを探してって言うから、りうらが関係してるのかなって、でも、りうらは俺と電話した時には何も言ってくれなかったから、まさかとは思ったけど…、」
青「あっとるで、りうらがしょにだを見つけて家に入れた」
水「りうちゃんの家でなにがあったの?」
青「しょにだ、アルビノなんやって、それを聞いてりうらは困惑したんやろな」
黒「反応が遅くて、不安になって外に飛び出した、と」
青「そういうことや」
桃「初兎ちゃんは自殺癖を持っているから早く見つけないとってことね」
黒「だとしても、どこから探すん?」
桃「皆は人生の最後に何処に行きたい?」
水「思い出の場所、かな」
桃「初兎ちゃんの思い出の場所って…、」
水「僕、心当たりあるよ」
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