一応軍パロ
初期人狼組のお話
深夜の談話室、そこにロボロはいた
「あかん……寝れん」
ソファに沈み上を向いた状態でそう呟いたぐぅ~……お腹の虫がなく
「お腹も空いたしやばいな」
ますます寝れない
まずそもそもなぜ談話室にいるのかと言うと先程までは自室のベットの上に居たのだが1時間たっても眠気が来ず眠りにつかなくて自室にいるのも暇なので談話室へ来たのだ
「なんか食べよかな」
お腹がすいたままだと気が散って寝れないし暖かいものなら体も温まって眠たくなるだろうし
そう決めらたら早速作ろう、そして早く寝ないと
でも何を作ろうか……冷蔵庫を開けて中を確認すると中途半端に野菜が残っている
「……決めた!俺が作るのは野菜たっぷりのスープや!」
野菜を冷蔵庫から出して手際よく包丁で切っていくトントントン、心地よいリズムだけが耳に届く
なんか楽しいかもたまにはこういうのもええなぁ
なんて思いながら調理を進めた
気がつけばあとはもう少し煮込んで完成!というところまで来た
「ふぅ、我ながらええ感じに出来そうやな!」
「何がええ感じなん?」
背後から声がした、ハッと後ろを振り向くと
「ぞ、ゾム……なんでおるん」
「それはこっちのセリフ……」
「あ、いやー、お腹すいたからスープ作ってた」
「おーそうなんや」
「ゾムは?」
「俺はお腹すいたからなんかないか探しに来た」
「へー……ならゾムスープ食うか?」
「えっ、ええん!?」
「おん、1人分にしては多くできたしな」
「まじか、ロボロありがとう!!!」
「おん……あぁ、なんて言ってたら完成したわ」
お皿にスープを入れて椅子にもう座ってウキウキしてるゾムの前にスプーンと一緒に置いてやる
「はい」
「ありがとう!!!」
ゾムの前のソファに自分も腰掛けて手に持っていたスープを置いた
「食おか」
「「いただきます」」
「あ、俺ん家のレシピやし俺好みの味付けにしたからゾムの口に合わんだらすまん」
「……え!!!めっちゃ上手いでこれ!!!」
「おぉ!ほんまか!?」
「おん!!!この味付けシンプルやけどめちゃくちゃ上手い」
「ならよかった」
「ロボロすごいやん!さすがやわ~」
体がポカポカするのは暖かいスープだけが原因では無いのだろう
「あ、ほんまに美味いわ……俺天才か??」
「天才やな~」
気がつけばあっという間に皿の中は空
「「ごちそうさまでした」」
「はー、美味かった」
「なら良かったわ、皿洗うからちょうだい」
「え、俺洗うで」
「ええって、ゾムは座っとり」
「おん……すまん」
「別に俺のは結局洗うからついでや」
「ん」
「よし、終わったわ」
「お疲れ~……ふぁ~…眠たなってきた」
「くぁ……あくびうつったわ…」
「寝よか、もうこんな時間やし」
「せやなトントンに怒られる前にはよ寝よう」
「え、トントン起きとるん?」
「さぁ……?最近は書類とかで徹夜してないっぽいけどあいつゲームとか夜遅くまで起きとるで」
「ほへー、なら夜更かしで人の事言えへんから怒られんやろ!まぁ起きとってもバレんだらええし」
「まぁせやな、他の奴らも言うて起きてるやつはいるやろうし」
「な、……んじゃそろそろ部屋戻るかぁ」
俺たちは談話室から急ぐように出て自室へ戻った
「ロボロ、スープありがとうな!めっちゃ美味かったわ~、おやすみ」
「おん、あれくらい別にええよ……でもありがとう嬉しいわ!おやすみ」
あぁ今日はよく眠れそうだ
おやすみなさい。
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
初期人狼とても”良い”
リクエスト随時受け付けております!!!!
コメント
1件
初期人狼、、!?初期人狼も好きです、、主さんの書き方 書くもの好みです…