テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
414
226
#シャルル・シュヴァリエ
nicola
473
薄暗い路地裏 。
部活後の帰り道 。
日が暮れて 、ポツポツ付き始める街頭 。
夢主「 … 疲れた 、ご飯なんだろ 。」
なんて呟きながら歩く家路 。
??? 「 ~~~ 、笑 」
夢主「 … ん 、?」
どこかから聞こえる 、僅かな声 。
興味本位で近づくと 、薄暗く見える人影 。
夢主「 … あれって 、」
近づこうとすると 、下に落ちている空き缶に躓く 。
夢主「っわ 、!?」
カランカラン 、と路地裏に響く 。
??? 「誰だ 、なにしてやがる 。」
夢主「やっぱり … 糸師 、くん … ? 」
凛「チッ 、なんの用だ 。」
1つの段ボールの前に屈む糸師くん 。
段ボールの中には 、一匹の子猫 。
凛「オイ 、なに黙ってんだ 。」
夢主「え 、あ … いや 、意外だなって」
凛「あ”?」
そりゃ意外だ 。
学校ではクールで 、ツンとしている印象があった 。
夢主「 … 優しいんだね 、」
凛「は?うっせえよ 。お前関係ねえ 。」
夢主「え 、あ 、うん 。ごめん 。」
凛「… 用がねえなら帰れ 。」
夢主「 … じゃあ 、また明日 。」
そう言って振り向いて歩き出すと 、後ろからわずかな声が聞こえる 。
凛「 … おう 。」
パッと振り向くと彼は後ろを向いていて 、でもどこか 、ほんの少しだけ 。
耳が赤く染まって見えた 。
でもそれは 、夕暮れの日だったのかもしれない 。