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「wki、今日も一緒帰れる?」
「うん、今日部活ないし 教室出るとこから一緒でいいよね」
「おっけー」
mtkとは、小学校からの同級生。
同じ高校に通っていて、いつも一緒に昼ごはんを食べたり、一緒に帰ったりしていた。
俺はmtkのことが好きだった。
同じ高校に行けて、毎日会えるのがとても嬉しくてしかたなかった。
しかし、この気持ちは彼には絶対バレないように閉じ込めておく と決めている。
フラれたら毎日会わなきゃなのにものすごく気まずいから。
それに、小さい頃からの友達だ。ただの俺のわがままで友情を壊すのなんて、とても無理だ。
…って思ってたんだけど。
ある日の帰り道。
「んね、wkiさぁ、ぶっちゃけ俺のこと好きでしょ?」
「…は?」
「えっ違う?違ったらバカはずいんだけどさ
いやでも好きだよね?わかるんだよねーなんか」
いきなり何を言い出すのか。目の前の彼を好いているのは事実だが、急展開すぎてついていけない。
「いやぁ。俺も実はwkiのこと好きでさ」
「待って、 俺も好きなの前提で話進めないで」
「違うの?」
どうしよう。ここで違わない、と好きであることを否定しなかったら──────
それに、俺のことをからかっているだけだったら?
本気っぽくて怖いとか、 気持ち悪いとか思われたら?
これからの接し方が、一気に変わってしまったら。
この問いに対する最もいい応えがわからない。
だから、一旦。
「からかってる?」
「いーや?本気だよ」
「今ここでキスしてもいいけど。」
そんなことを言うから、一気に顔が赤くなるのが自分でもよくわかった。もしここでキスしてしまったら、どうなるんだろう。
「……してくれないなら 俺がするよ
いいの」
「え、」
そう言ってmtkは俺の肩を掴み、背伸びをした。
そして、次の瞬間。
ちゅ。
頬にやわくあたたかい唇が触れる。
彼は唇を離し、ぎゅっと口角を上げ、言った。
「すっごい 照れてんじゃん。やっぱり、俺のこと好きだよね?わk…」
俺は動いた。
名前を呼ばせる暇も与えなかった。
俺は彼に再びキスをした。
「んっ”…/」
人のいない、静かな通学路。
俺とmtkの舌を絡め合う音が響いた。
「…ぷは、っ
ちょ、急に舌入れないでよ 」
「…照れてる。かわい、
さっきまでの余裕さはどこにいったの?」
「…うるさいねお前
俺のこと好きじゃないの?」
「ん、いや…
俺 ずっとmtkのこと好きだった
ありがとう」
「まだ何も言ってないけど
ありがとうって何。」
「?付き合ってくれるでしょ。」
「……いいけど。よろしくね、愛してくれないとさっきみたいにめっちゃからかったりしていじめるからね 」
「からかわれるのはどっちだろうね
とりあえず今日抱きに家いくから待ってろ 」
「は?きも
恋人が目の前にいるのにそんな変態全開でいいわけ?」
「いや、きもって。恋人に言う言葉じゃないだろ」
いつものような会話。
それでも、今の俺はいつもよりずっと、幸せで満ちていた。
なんか最後無理やりwkmr感出そうとしたせいでwkiさんのセリフすごい変、ごめん
コメント
2件
主さんが作るのどれもブッささりすぎてやばいです…