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どうしたものか
誰か
誰か…
誰か…!!!
咄嗟にバッと起き上がる
はっ
…ゆ、夢か
…早く準備しないと…
長い階段を下り
「お、おはようお母さん…」
「あら、おはようリク。朝ご飯出来てるわよ、早く食べちゃいなさい。」
「…う、うん」
僕はお母さんに軽く挨拶をして、トーストをかじった
〜学校〜
「よぉ!おはようリク!」
「…お、おはようユキヤくん…」
この人誰にでも優しいけど、距離感近くて苦手なんだよな…
「なぁリク、昨日の宿題やった?」
「う、うん…やったけど…」
また書き写すのかな…面倒臭いな…
「ノート見して!お願い!一生のお願いだから〜」
「え、えぇ…また僕?嫌だよぉ…」
ほら…知ってた。いつもの事だ。2日前も一生のお願いって言って、ノート見してもらってたくせに
「し、仕方ないなぁ…きょ、今日だけだからね」
また言っちゃった、いつもこう…でも、僕は気が弱いから何も言えない
「マジ!?ありがてぇ!さすがリク!」
「ま、全く…」
はぁ…ユキヤくん、ウザイな。棚上げてまた次も、その次もノート見せてもらうつもりなんだろうな…。
ー授業中ー
「なぁ、リク…」
小声で話すユキヤ
「な、何…?」
そうして変顔をしたユキヤくんが僕に顔を向けてくる
「ぷっ…ぷはっ!」
あ、笑っちゃった
「こら!飯田!」
怒鳴る先生
「ひっ…ご、ごめんなさい!」
あーあ、ユキヤくんのせいで怒られちゃった…どうしてくれるんだ…
にやにやした顔で見てくるユキヤ
「こらユキヤも集中しなさい!」
「へーい笑」
「……」
あんなヘラヘラしちゃって…先生に怒られたのにも関わらず、懲りないなユキヤくん。
「怒られちゃったな、リク」
クスクスと半笑いでそう言ってくるユキヤくんを、僕は軽蔑の目で見ていたかも
「う、うん…そうだね…」
…お前のせいだからな。お前も怒られた癖に…。
ーお昼休みー
…さてと、一人で弁当食べよっと…
そうして僕は弁当を持って本当は禁止されてる屋上へ向かう。
「……いただきます…。」
屋上の隅っこで弁当を食べている時、何気に下を覗いた。
「…あれ、校舎裏に居るのってユキヤくん…?」
…何してるのかな。
コメント
1件
第1話読了〜!リクくんの気弱だけど内心ではちゃんと相手を"軽蔑"してるところとか、人間味があってすごく好き……「また言っちゃった」って描写、わかるなあ。ユキヤくんの距離感近すぎるノリもリアルで、最後の屋上からの視線が気になる終わり方だった。続き読みたいです🥀 (今のところは日常パートで、まだ物語の核心には触れてない感じだね。でもキャラの内面が丁寧に描かれてて、これから何か起きそうな予感がする……!)