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「止めろ!」
と叫ばれビンタされた。割と痛い。マジで。なんであんなことしたんやさっきの俺…。
「ご…ごめん…?」
「なんで疑問形なんだよ…。それと!」
「はい!」
「…急に耳元で囁くのはやめてくれ…。」
僕はそこでわざと、
「なんで?」
と聞いた。すんごいニヤニヤしながら。
「…照れるから…。」
何こいつ天使かよ可愛すぎだろ触りたい抱きたい犯したい
「…おいお前。今よからぬことを考えているだろ…!」
「え?いや別に?」
僕は一瞬で表情を無にして返答した。
「っていうか、もししてたらどうなるの?」
「ぶん殴る」
何こいつ悪魔かよ怖すぎたろ触れたくない会話したくない逃げたい
「…まぁいい。お前の考えていることなんてな。」
…なんか傷ついたな…。
「早く閣下に報告に行くぞ。」
「はい…。」
「随分気の抜けた返事だな?」
「はい!」
なんとなくこう言わないとなんかされると直感的に思った。なんでや。
少し歩いたあと、
「そういえば、閣下って名前何なの?」
と聞いた。アリスさんはこう答えた。
「マガルド様、だ。覚えておけ。」
「理解した。」
マガルド様、か。なんとなくだけど童話にいそうな名前だな。
それにしても、魂管理術、強かったな。あれ応用して弾として飛ばす事も出来そうなんだよな〜。近接武器には無理と思うけど遠距離魔術にはなるだろう。それに、必要魔力も抑えられるだろう。どんなアレンジ付け足してやろうかな〜。僕はこの魔術の事に期待と感動を覚えながら帰った。