父『お前が羨ましいよ大人になったら我慢することが増えるんだぞ、?そんな学生のうちから忍耐力つけないでどうするんだ、ちゃんとしてくれよ、』
そんな父の言葉に僕は泣きそうになってしまった、中学生三年生になってから初めて学校を休んだ、一二年の時も結構な頻度で休んでしまってこれではいけないと親にも散々言われ三年生できちんと頑張ろうと思っていた矢先に頭痛がして学校を休んだ。
その日の夕方父が帰ってきて、『今日の学校はどうだった〜?』と軽く聞いてきた。
僕は冷や汗をかいた。嘘をつく訳にも行かないから正直に言ったそうして返ってきた言葉が冒頭の言葉だった。
一二年の時も休みすぎだなど、遅刻多いよ?など色々親から、主に父から言われてきた父は短気で怒りやすい、僕は引っ込み思案だからいつも反論できず思ったことが言えない。
オマケに泣きたいとも思っていないのに涙が勝手に出てくる。僕は父が嫌いなわけではない、ただ僕の事を少しでも考えて理解して欲しいだけなのだ、、。勉強や運動が出来ないのは全部僕のせいだとも分かっている。だだけど僕なりに工夫して努力はしているのにそれを見て貰えない、認めて貰えないのは凄く悲しかった。友達からはお前馬鹿だなwっと毎回バカにされる始末だ、それを僕も笑ってうるせーっとへらへらして返している。本気にマジレスなどしてしまったらなんだコイツと思われてしまうからだ。でももう気にしていない振りをするのも疲れてきた、。
姉は僕と同じくらい休んで、遅刻しているのに何も言われない、それに対して僕にだけ怒る。僕は家事を毎日しているのに姉はしない。
こんな不平等な兄弟、時に比べられたりもした、。それも全部、全部辛い。
だけどこれまでそのくらいの事は耐えてきた。
でも僕はこれだけは忘れられなかった父に言われた言葉がある、それは、、
父『もっといい子が良かった』
という言葉だった、生まれてきた事を否定された様な気がした。お前たちが勝手な思いと都合で産んだんだろ、、その子供に対してそういう事を言うのはどうなんだろうか、、。
僕たちは親の所要物じゃない、。
そんな事を今日も思いながら一日を終える。
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いーえ〜