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朝
美玖:ハァ…
菜緒:美玖?どうかしたの?
美玖:実はちょっと色々あって…
菜緒:そういえばバイト始めたんだっけ?
美玖:うん、金欠でね…
菜緒:司朝くんは知ってるんだよね?
美玖:もちろん知ってる。金欠になっちゃったからバイト始めるって話もした
菜緒:どこでバイトしてるの?
美玖:中華料理屋
菜緒:めっちゃ大変じゃない?
美玖:結構大変…
菜緒:…何かあったなら話聞くよ?
美玖:ありがとう…
美玖:実はね…店長さんがキツくて…
菜緒:厳しいの?
美玖:うん…私に当たりが強いの…
菜緒:どんな感じで言われたの?
美玖:【お前そんな事も出来ねぇのか!使えねえなぁ!】みたいな…
菜緒:何それ、ひどくない?
美玖:まあ、私にも非はあるし…
菜緒:司朝くんには相談してるの?
美玖:ううん…まだ…
菜緒:司朝くんに話しても良いんじゃない?
美玖:でも…司朝に迷惑は掛けたくないの…
菜緒:…話せる状況になったら話した方が良いよ?1人で抱え込んでるよりは楽だよ?
美玖:考えとく…
菜緒:…
菜緒:(心配だな…)
放課後
菜緒:美玖、私帰るけどどうする?
美玖:ごめん…菜緒。今日はちょっと先に帰っててもらっても良いかな?
菜緒:私は全然大丈夫だよ?
美玖:ごめん…今度何かお礼する
菜緒:慌てなくていいからね
美玖:うん…ありがとう…
菜緒は1人で帰っていった
美玖:…
美玖:ハァ…
ため息を吐く美玖
美玖は、バイトでの事を思い出していた