テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ゆっくりのんびり投稿していきます!
🍵🦈メインの📢🍍やらなんやら
詰め込んでいきます。
今回他の実況者も
出していくつもりなので
苦手な方ブラウザバックを
推奨いたします。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
― 入学式の日、まだ誰も知らない世界 ―
ガラガラと教室のドアが開いて、ひとり、
またひとりと新しい顔が入ってくる。
1年A組
座席表は黒板に貼られていたけれど、
生徒たちは皆、どこか様子をうかがいながら席へと向かっていった。
教室にはまだ新しい空気が漂っている。
静かで、硬くて、ほんのり緊張の匂い。
4月10日
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
席についてボーとしていたら
いつの間にか時間が過ぎて…
全員、無言。
時計の針の音すら、聞こえそうなほど
静かな教室。
そんな中で、LANがふと顔を上げた。
隣で黙って教科書をめくるすちを
一瞥する。
言葉を選ぶように
一瞬目を伏せて、そして
「……えっと、はじめまして。
隣になったし、よかったら……
名前、教えてくれない?」
すちがぱちっと瞬きした。
「……俺? ああ。俺は、すち。
よろしくね」
やわらかな口調。
けれどどこか人との距離を感じさせる声。
らんは小さく笑って、頷く。
「俺はLAN。…すちくんでいいんだよね?」
「うん。らんくん」
その返事の自然さに、少しだけらんの
表情が和らぐ。
「名前交換してんのか?」と興味なさそう
に呟いた。
らんは少し体を向けて、
「うん。君は?」と聞く。
「いるま。ま、よろしく」
短い言葉だったが、
どこか敵意はなかった。
むしろ、互いに様子を探るような空気が
流れていく。
最後にらんが、すちの隣でやたら姿勢の
正しい人の方を向いた。
「……君も、同じ班だよね?
名前、聞いてもいい?」
「……あっ、えっと、みこと……俺、
みことって言います……!」
明らかに緊張していて、
声も少し震えている。
らんは優しく微笑んで、
「よろしく、みこと」とだけ言った。
すちもそっと微笑み、いるまは
「緊張しすぎだろ」と笑った。
ほんの少しだけ、
教室の空気が柔らかくなる。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐