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はじめまして!明花永です。妄想が好きでキャラをたくさん作ってストーリーを考えたりしているのでそれをいい感じに文字に起こさせて下さい。完全な趣味で見たアニメに影響されている可能性がありますが、温かい目でよろしくお願いします。
(※AIに添削してもらってます)
【登場人物】
・柚木 朱恋(ゆき しゅれん )
・麻河辺 林太郎(あさかべ りんたろう)
・葉郷 弥寿(ようごう みつひさ)
社会に闇バイトが蔓延する中、その八割を犯罪グループが占めていると言われていた。警察による冤罪事件も増え続け、かつて当たり前だった「正義」や「安全」というものさえ、少しずつ人々の中から失われつつあった。そんな、普通がゆっくりと形を変えていく世の中で、私は高校に通っていた。
神贅(じんぜい)高校三年B組。私は、どこにでもいる普通の高校生ということになっている。基本的に一人でいることが多い。別に一人が好きなわけではない。ただ、人と関わることに疲れているだけだ。そんな私に、毎日のように話しかけてくる奴がいる。同じクラスの、麻河辺林太郎。誰にでも分け隔てなく接して、誰からも好かれている。私とは正反対の人間だ。「おぅ、朱恋! 元気か? 課題多かったな? やってきたか? まぁ、朱恋はやってるだろうけど、なんか元気なくねぇか?」
朝からやけに元気な声が飛んでくる。
「あはは、大丈夫だよ。ちょっと疲れちゃっただけ」
適当に笑って返すと、林太郎は少しだけ眉を下げた。
「そうか。無理すんなよ」
それだけ言って、いつものように離れていく。毎日話しかけてくる。別に嫌というわけではない。ただ、どうしてそこまで私に構うのか、それだけがよく分からなかった。
そして、もう一人。帰ろうとすると、決まって声をかけてくる奴がいる。
「おーい、お帰りかい?」
その声を聞いた瞬間、思わず顔をしかめる。「……ゲッ、なんだよ」
振り返れば、そこには葉郷弥寿(みつひさ)がいた。いつものように、薄く笑ってこちらを見ている。
「おいおい、そんな反応するなよ。ちびなんだから、襲われねぇようにな」
その周囲には、いつも何人かの女子がいる。「えぇ〜、弥寿くんやさしぃ! そんな子のこと気にしてあげてるなんて♡」
そんな声を聞くたびに、嫌な気分になる。私はそれ以上会話を続ける気にもなれず、弥寿たちがその女子たちと話している隙に、さっさとその場を離れる。
学校が終われば、私には別の居場所がある。家に帰る前に向かうのは、街の裏路地。その奥にひっそりと存在する闘技場だ。私は、小さい頃からずっとここへ通っている。もちろん、誰もがこの場所を快く思っているわけではない。昔、一度ここへ入っただけで殴られ、骨折したこともある。今ではそこまでする人間は少なくなったが、嫌悪の視線を向けられることには慣れていた。闘技場へ入る前に、私は顔を覆っていたメイクをすべて落とす。そして、面をつける。誰にも素顔を知られるわけにはいかない。誰にも名前を知られてはいけない。知られれば、きっと殺される。私自身が、いつ標的になってもおかしくない世界なのだから。この闘技場は、サイリエントという犯罪組織によって作られた場所だ。そして私は、そこに所属するトップの殺し屋だった。ここでは、本名を使わない。全員に番号が与えられ、その番号だけで呼ばれる。私の番号は、1190728。サイリエントに所属する者には、組織の紋様とともに、その番号が身体に刻まれる。私は今までに、何度番号を変えられたのか覚えていない。番号が変わるたび、自分という人間が少しずつ消えていくような気がした。それでも、ここで鍛え続ける。どれだけ嫌な目を向けられても、どれだけ疎まれても、自分の身は自分で守らなければならない。
家に帰るのは、いつも日付が変わってからだった。帰宅しても、
「おかえり」
と言ってくれる人はいない。呼ばれるとしても、
「おい、0728」
と番号で呼ばれるだけだ。何が起こるか分からない。だから、深い眠りについたのがいつだったのか、もう思い出せなかった。一日が終わったと思えば、またすぐに朝が来る。その繰り返しだ。
「はぁ……また学校行くのか」
制服に着替えながら、小さくため息を吐く。面倒くさい。行きたくない。そんな気持ちが勝ちそうになる。それでも学校へ行くのは、普通を保つためだった。殺し屋であることを悟られないために。普通の高校生として振る舞うために。学校へ着いても、誰とも話す気にはなれなかった。毎日、嫌な景色ばかりを見ているせいか、人の顔を見ることすら億劫になる。まだ誰もいない教室へ入り、自分の席へ座る。机に突っ伏して、目を閉じた。少しだけ眠ろう。そう思ってから、どれくらい経っただろう。
「おはよーー、朱恋。今日は速ぇな」
聞き慣れた声が頭上から降ってくる。どう見ても寝ていると分かるはずなのに、わざとらしく話しかけてくる。私は顔を上げることなく答えた。
「……はぁ、いつもだし。てか、起こしてくるのなに?」
呆れながら身体を起こす。
「わりぃ、わりぃ(笑)。ここにお前しかいないだろ?」
林太郎は悪びれた様子もなく笑った。
「なんか話したいことでもあるのかと思った」林太郎の顔を見ることもなく、窓の外へ視線を向ける。朝の校舎には、まだ人影が少ない。そんな静かな教室に、林太郎の声だけが響いた。「いやぁ、あるとすれば……ここら辺でも物騒な事件が増えたよな。あそこの二丁目のばあちゃん、殺されたってよ。そんな人道に反したヤツ、どこにいるのかねぇ」
その言葉に、私は窓の外を見たまま答えた。「こんな物騒な世の中なのに、金持ってる自慢なんてするからだよ。ほんとに馬鹿だと思う」林太郎が一瞬黙った。
「……冷めてんなぁ」
私はようやく林太郎の顔を見る。
「だってそうでしょ。ずっと前から、そういう人たちが狙われてるって言われてるのに。そういう大事なことは隠さなきゃ」
そこまで言って、私は口を閉じた。すると林太郎が、何気ない口調で言った。
「ってか、なんでばあちゃんがそれを言ってたこと知ってんだよ」
心臓が、一瞬だけ跳ねた。……こいつ、そんなところまで頭が回るのか。内心でそう思いながらも、表情は変えない。ちょうどそのとき、窓の外に何人かの生徒が歩いてくるのが見えた。私はそれを確認すると、逃げるように席を立つ。
「買い物してたら、たぶんあの人に話しかけられた。その辺にそんな人がいるんだから、きっとその人でしょ」
それだけ言い残し、私は教室を出た。
「そっか」
背後から林太郎の声が聞こえる。まだ何か話そうとしているようだったが、私は振り返らなかった。そのまま階段を上がり、屋上へ向かう。冷たい風が吹く場所なら、少しは人の声を忘れられる気がした。けれど、このときの私はまだ知らなかった。この何気ない会話が、ただの雑談ではなかったことを。
コメント
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第1話、拝読しました!朱恋の二重生活——表向きは普通の高校生、裏では♡♡♡屋——という設定がしっかり描かれていて、一気に引き込まれました。特に、林太郎との会話でうっかり情報を口にしてしまい、彼に「なんで知ってんだよ」と気づかれるシーンはドキドキしましたね。彼がただの明るいクラスメートじゃない可能性を感じさせて、続きがすごく気になります。朱恋の孤独感や「普通を保つため」という心情も丁寧で、これからどうなるのか楽しみです。更新待っていますね🌷
明花永(あかな)
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5
羽海汐遠
13,122
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