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からピチの皆と雑談しながら帰宅した。
もらる「ただいま〜」
当然、返答は無い。一昨日までならお姉ちゃんの「おかえり!」があったが、今はこの一人で絶対に使い切れない数の部屋がある家に1人住んでいる状況である。そんな状況に寂しさを感じつつ、一人分の夕食作ろうと部屋着に着替えてキッチンに向かう。
階段を降りようとした時に通知音が鳴った。
もらる「ん?」
ポケットからスマホを取り出してすぐさま誰が連絡してきたか確認する。
じゃぱぱ『皆、明日空いてる?』
確認すると帰宅中に連絡先を交換したじゃっぴからだった。どうやらいつの間にかグループLIMEに入れられていたようだ。一応、返信しておく。
もらる『空いてる〜』
他の皆も次々と反応していく。結果、全員が『空いてる』と、反応したので近くのデパートで買い物することになった。明日を楽しみにしながら夕食を食べ、シャワーと歯磨きだけだけ済まして寝た。
――午前9時45分。みんなとの約束の時間よりも少し早めに着いて、集合場所の駅前にある3人が座れるくらいのベンチに腰を掛け、本を読みながら待つ。
50分になると、ぞくぞくと集合してきて、約束の時間の9時には皆集まっていた。
じゃぱぱ「みんな〜、準備はいいかー!」
その他全員『『おー!』』
(…まあ、ただのデパートに行くだけだけど、)と心では思ってはいたが、口には出さないでおこう。
デパートに入るとすぐに別行動になったが、ほとんど男子と女子で別れた。
女子の方は結構一団で行動していたが、男子は…
じゃぱぱ「ヒャッホゥゥwww」
たっつん「待ちやがれ!!」
もふ「こんな所で暴れるな!」
うり「このギター…かっけぇ…」
ゆあん「しゔぁさん、エイム対決しよ〜」
しゔぁ「いいよ〜」
…っていう感じで各自が自由奔放に動き回っている感じだった。
僕はお姉ちゃんの行くところについて行くぐらいしか買い物に行ってなかったから、どこに行こうか悩んだ挙句、専門店街にあったおしゃれなカフェにいる。
そこが丁度男子チームの近くだったので気が付かれないよう気をつけながらコーヒを飲みながら観察していて、ふと時計を見ると最初にみんなで決めていた集合時間に迫っていたので集合場所に戻る。
集合場所に戻った時には、えとさん達女子チームはもう買い物が終わったのか、僕よりも先に集合場所に着いていた。
えと「あ、もらるちゃーん!」
えとさんがこっちに気づいて手を振ってきたので、こちらも手を振りながら小走りで近づく。
もらる「えとさん達買いたいもの買った?」
のあ「はい!バッチリ買えましたよ!」
るな「もらるさんじゃぱぱさん達見ました?」
もらる「え?…あー、なんか自由奔放に遊んでたよ〜」
と、言うと女子チーム全員が口を揃えて「「「じゃあ、帰るか〜/帰りますか〜」」」と言ったので、咄嗟に「……へ?」と間抜けな声が出てしまった。
えと「男子チームそうなったらテコでも動かないから、いっつも女子だけで帰ってるんだよ〜」
もらる「ああ…そういうこと…。」
妙に納得して僕はそのまま女子チームと一緒に帰り、お風呂だけ入ってそのまま寝転んでいたら、気づいた頃には寝ていた。
…因みに男子チームは危うく補導されそうになったのはまた別の話。